「住友ゴム工業株式会社ってどんな会社?」
・タイヤ国内2位
・ダンロップなどのブランド展開
・ゴルフ用品やスポーツ施設運営など多角化
会社概要
設立 1917年
従業員数 単体7,325人 連結39,233人
資本金 42,658百万円
事業区分
住友ゴム工業株式会社は主に3つの事業から成り立っています。
・タイヤ事業
・スポーツ事業
・産業品事業
就活情報
平均年収:668万(平均年齢:40.7歳)
初任給
【総合職】
大学院修了 固定給制 月給233,200円 (住宅手当除く)
大学卒 固定給制 月給219,100円 (住宅手当除く)
高専卒 固定給制 月給198,500円 (住宅手当除く)
【実務職(一般職)】
大学卒 固定給制 月給180,500円 (住宅手当除く)
選考
エントリー → WEBテスト(SPI) → 面接3回
事業詳細
タイヤ事業
タイヤ・チューブ(自動車用、建設車両用、産業車両用、レース・ラリー用、モーターサイクル用等)、オートモーティブ事業(パンク応急修理
剤、空気圧警報装置等)を展開しているセグメントです。
国内新車用タイヤ
納入車種拡大によるシェアアップや低燃費タイヤを中心とする高付加価値商品の拡販により堅調に推移しています。
国内市販用タイヤ
「ダンロップ」ブランドの低燃費タイヤを中心とした高付加価値商品の拡販に加えて、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込みましたが、暖冬の影響により冬タイヤ販売が低調に推移しています。
海外新車用タイヤ
欧州、北米のほか、新興国での納入拡大などにより、堅調に推移しています。
海外市販用タイヤ
アジア・大洋州地域では中国の景気減速の影響を受けましたが、欧州・アフリカ地域は、欧州を中心に「ファルケン」ブランドの販売を順調に伸ばています。米州地域では、北米で4WD・SUV用タイヤ「WILDPEAK(ワイルドピーク)」が好調に推移するなど「ファルケン」ブランドの販売を伸ばしています。
以上の結果より、売り上げは7676億円、営業利益は461億円で減収減益となっています。
スポーツ事業
スポーツ用品(ゴルフクラブ、ゴルフボール、その他ゴルフ用品、テニス用品等)、ゴルフトーナメント運営、ゴルフスクール・テニススクール運営
フィットネス事業などを展開しているセグメントです。
国内ゴルフ用品
ゼクシオのリブランディングを実施し、さらに幅広いゴルファーに「確実に、まっすぐ、遠くまで飛ばす」新しいゼクシオテクノロジーを搭載したクラブ「ゼクシオ イレブン」「ゼクシオ エックス」を12月に発売し、好調に推移しています。
海外ゴルフ用品
北米でゴルフボールNEW「スリクソン Z-STARシリーズ」や新製品ゴルフクラブ「クリーブランド CBX2ウエッジ」などの販売が好調に推移しましたが、アジア第2の市場である韓国で高付加価値品の販売が減速し、低調に推移しています。
テニス用品
全豪オープン公式球の「DUNLOP Australian Open」を国内及び海外各地域で発売し、また、テニスラケットのダンロップ「CX」シリーズを国内では2018年12月、欧米では2019年1月に発売しましたが、特に国内市況が低調に推移しています。
ウェルネス事業
ウェルネス事業では、前期に引き続き会員数が堅調に推移し、コンパクトジム「ジムスタイル」の新規出店もあり、順調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは847億円、営業利益は42億円で増収減益となっています。
産業品事業
高機能ゴム事業(制振ダンパー、OA機器用精密ゴム、医療用精密ゴム等)、生活用品事業(炊事・作業用手袋、車椅子用スロープ等)、インフラ事業
(防舷材、工場用・スポーツ施設用各種床材等)を展開しているセグメントです。
医療用精密ゴム部品や制振事業が堅調に推移したものの、OA機器用精密ゴム部品では主要OA機器メーカーのプリンター・コピー機の生産減少、インフラ系商材における体育施設の受注減などもあり、苦戦しています。
以上の結果より、売り上げは410億円、営業利益は34億円で減収減益となっています。
(参照)2019年12月期有価証券報告書