「日本ハム株式会社ってどんな会社?」
・食肉事業トップ
・水産/乳製品も拡大
・海外進出積極的
会社概要
設立 1949年5月30日
従業員数 単体:1284人 グループ合計: 17339人
資本金36,294百万円
事業区分
日本ハムは4つの事業から成り立っています。
・加工事業
・食肉事業
・関連企業事業
・海外事業
就活情報
平均年収:842万(平均年齢:41.1歳)
初任給
大学卒:月給215,100円以上
修士了:月給239,700円以上
※勤務地により異なる
選考
エントリー → テストセンター → 面接3回
事業詳細
加工事業
ハム・ソーセージ事業
コンシューマ商品では、主力の「シャウエッセン」において、積極的な拡販に加え、Webを活用したプロモーションを実施したことで好調に推移しています。ギフト商戦では、旗艦ブランドである「美ノ国」を中心に店頭販促を強化しましたが、歳暮市場全体の落込みなどの影響により、こちらは苦戦を強いられている状況です。。業務用商品では、大手外食チャネル向けの売上げが減少しましたが、ハム・ソーセージ部門全体の売上げは前年を上回っています。
加工食品事業
コンシューマ商品では、主力のピザ群は新たな価格帯の新商品を投入したことにより堅調に推移したことに加え、店頭での積極的な販促活動を行ったハンバーグ群や「チキンナゲット」などのプリフライ群も好調に推移しています。しかし、業務用商品で惣菜・中食チェーン向けの売上げが減少したことにより、加工食品部門全体の売上げは前年を下回っています。
加工事業全体としては、売り上げは353781百万円、営業利益は11357百万円と前年度比で増収増益となったようです。
食肉事業
国産鶏肉「桜姫」、国産豚肉「麦小町」などのブランド食肉について、SNSを活用した情報発信を行うとともに、北海道日本ハムファイターズやセレッソ大阪のイベントに販売ブースを出店するなどの拡販を行っています。各地の量販店においても、3~5月の桜前線と連動したキャンペーンを行い、消費者の皆様とのコミュニケーション強化を行っています。また、量販店、外食店、CVSチャネル向けに、ニーズに沿った提案営業、グループ一体となった協働商談を重点的に行っています。その結果、国産牛肉・輸入豚肉・輸入鶏肉の販売増加などにより、売上げは増加しています。
食肉事業全体としては、売り上げは771,844百万円、営業利益は32,773百万円と前年度比で増収減益となったようです。
関連企業事業
水産部門
年末商戦で販売を強化したカニや、年間を通して拡販に努めたエビは伸長しましたが、相場が下落したマグロや魚卵の売上げが減少し、また、構造改革の一環で着手した不採算アイテムの整理などを行っています。
乳製品部門
ヨーグルト・乳酸菌飲料では、スムージーを中心とした乳酸菌飲料の販売は苦戦していますが、主力の「バニラヨーグルト」が堅調に推移したほか、CVSチェーン向け新商品の投入や、ドリンクタイプのヨーグルトが伸長しています。チーズでは、CVSチェーンのデザート向け商品の販売が伸長したほか、量販店を中心にベビーチーズの拡販に努めたことや、スモークチーズの販売が伸長したことなどにより、売上げは前年を上回っています。
関連企業事業全体としては、売り上げは142,908百万円、営業利益は1095百万円と前年度比で減収増益となったようです。
海外事業
アジア・欧州事業では、タイでの販売数量減少が続いたことや、中国、ベトナムでの第4四半期における新型コロナウイルス感染症による外食産業の落ち込みが激しく、前年を下回っています。米州事業では、米国での豚肉輸出数量や加工食品製造及び販売数量の増加に加えて、チリでの豚肉輸出数量の増加により、前年を上回っています。豪州事業では、オーストラリアでの牛集荷頭数が減少したものの、販売価格高の上昇で前年並みを維持し、ウルグアイの中国向け牛肉販売価格も大きく上昇しましたが、為替相場の影響もあり、前年より微減となっています。
海外事業全体としては、売り上げは254,987百万円、営業利益は1,849百万円と前年度比で減収増益となったようです。
(参照)2020年有価証券報告書
まとめ
1. 食肉事業トップ
2. 水産/乳製品も拡大
3. 海外進出積極的
参照・引用
公式HP:https://www.nipponham.co.jp/