「日油株式会社ってどんな会社?」
・油脂化学のパイオニア
・ニッチなトップ技術多数
・バイオから宇宙までと多角化
会社概要
設立 1949年7月1日
従業員数 単体1,675名 連結3,718名
資本金 17,742百万円
事業区分
日油株式会社は主に3つの事業から成り立っています。
・機能化学品事業
・ライフサイエンス事業
・化薬事業
就活情報
平均年収:780万(平均年齢:43.4歳)
初任給
総合職(修士了)/月給23万9100円(2018年4月実績)
総合職(大学卒)/月給22万4300円(2017年4月実績)
総合職(高専卒)/月給19万6500円
選考
エントリー → クレペリン → 面接3回
事業詳細
機能化学品事業
脂肪酸、脂肪酸誘導体、界面活性剤、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体、有機過酸化物、石油化学品(ポリブテン等)、機能性ポリマー機能性フィルム、電子材料(液晶表示関連材料等)、特殊防錆処理剤などの製造・販売を行っています。
脂肪酸誘導体
環境エネルギー関連の需要が低迷したため、低調に推移しています。
界面活性剤
トイレタリー関連の需要が低迷したため、低調に推移しています。
エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体
合成樹脂・樹脂加工向けの需要が低迷したため、低調に推移しています。
有機過酸化物
国内およびアジアでの需要が低迷したため、低調に推移しています。
ディスプレイ材料
中小型液晶パネル関連の出荷が減少し、低調に推移しています。
特殊防錆処理剤
国内および欧州での自動車関連の需要が低迷したため、低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは1172億円、営業利益175億で減収減益となっています。
ライフサイエンス事業
食用加工油脂、機能食品関連製品、(医療栄養食、健康関連製品)、生体適合性素材、(MPCポリマー、MPCモノマー等)、DDS医薬用製剤原料
(活性化PEG、リン脂質、医薬用界面活性剤)などの製造・販売を行っています。
食用加工油脂
製菓・製パン用機能性油脂の需要が底堅く、堅調に推移しています。
機能食品関連製品
需要が減少し、低調に推移しています。
生体適合性素材
MPC(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)関連製品のアイケア向けの需要が増加し、堅調に推移しています。
DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料
欧米への出荷が増加し、堅調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは304億円、営業利益は84億で増収増益となっています。
化薬事業
産業用爆薬類、宇宙関連製品、防衛関連製品、機能製品などの製造・販売を行っています。
産業用爆薬類
需要が減少し、低調に推移しています。
宇宙関連製品
ロケット向け製品の出荷が減少し、低調に推移しています。
防衛関連製品
前年並みに推移しています。
機能製品
需要が増加しており、堅調に推移しています。
これらの結果、化薬事業の連結売上高は、31,838百万円(前期比1.1%減)、連結営業利益は、1,916百万円(前
期比2.6%減)となりました。
以上の結果より、売り上げは318億円、営業利益は19億で減収減益となっています。
(参照)2020年3月期有価証券報告書
まとめ
1.油脂化学のパイオニア
2.ニッチなトップ技術多数
3.バイオから宇宙までと多角化
参照・引用
公式HP:http://www.nof.co.jp/index.html