「保土谷化学工業株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Dランク
・精密化学品メーカー
・有機EL材料に注力
・関連企業にサムスンも出資
会社概要
設立 1916年(大正5年)12月11日
従業員数 単体 433名 連結 739名
資本金 111億96百万円
事業区分
保土谷化学工業株式会社は主に5つの事業から成り立っています。
・機能性色素事業
・機能性樹脂事業
・基礎化学品事業
・アグロサイエンス事業
・物流関連事業
就活情報
平均年収:661万(平均年齢:41.7歳)
初任給
221,040円(大卒)
236,900円(大学院了)
選考
エントリー → マークシート(オリジナル) → 面接3回
事業詳細
機能性色素事業
イメージング材料事業
モノクロプリンター向け材料の需要低迷が続いていますが、新規顧客の獲得等により、前期並みとなっています。今後も需要の低迷が予想されるため、販売戦略及び商品戦略の見直しを検討を行っています。
色素材料事業
アルミ着色用染料の用途展開の遅れや、スマートフォン向けの伸び悩みがあったものの、繊維向け染料の需要増加があり、前期並みとなっています。今後は、設備投資を行ったアルミ着色用染料の用途拡大等による販売増を目指しています。
有機EL材料事業
スマートフォン向けディスプレイ分野において、液晶から有機ELへの切替が進んでいることにより需要が増加し、大幅な増収となっています。今後もテレビ向け、車載向けなど大きな成長が期待されている分野となっています。しかしながら、競合各社との開発競争が非常に厳しく、高性能・低コストが求められることから、これに勝ち抜いていくため、一層の研究開発の強化に取り組んでいます。
以上の結果より、売り上げは119億円、営業利益は12億で増収増益となっています。
機能性樹脂事業
特殊化学品事業
医薬向け中間体が大口案件の獲得等により、大幅な増収となっています。需要は堅調に推移しているものの、価格競争が激化しており、今後もシェアと収益確保の両立に向けて取り組んでいます。
建築材料事業
防水・止水工事は大型案件の獲得により増加したものの、材料販売が振るわず、前期並みとなっています。材料販売については、2019年に投入した新製品を軸に、販売増を目指しています。
樹脂材料事業
主にウレタン原料の需要が、米中貿易摩擦の影響を受けて減少、大幅な減収となっています。今後は、引き続きコストダウンの徹底等により、利益確保を図っています。
以上の結果より、売り上げは117億円、営業利益は12億円で減収減益となっています。
基礎化学品事業
過酸化水素
ペーパーレス化の影響により、紙パルプ関連の需要が減少したものの、工業薬品向けの需要が半導体市場等の回復を受けて増加し、前期並みとなっています。
過酸化水素誘導品
衣料用漂白剤や家庭用洗浄剤向けの需要の増加と、新規顧客の獲得等により、大幅な増収となっています。今後は、食品添加物用過酢酸において新たな市場が見込まれるため、新規顧客の獲得、販売増を目指しています。
以上の結果より、売り上げは72億円、営業利益は6億で減収減益となっています。
アグロサイエンス事業
ゴルフ場向け除草剤等は、大手顧客の獲得により、大幅な増収となっています。一方、家庭園芸向け除草剤等は、需要は引き続き堅調に推移しているものの、競争激化に伴うシェアの低下により、大幅な減収となっています。今後は、収益を確保しつつシェアを回復すべく、魅力ある商品の投入に向け、取り組んでいます。
以上の結果より、売り上げは5億円、営業利益は2億で減収減益となっています。
物流関連事業
危険物倉庫の需要は堅調に推移しておりますが、足下では、米中貿易摩擦の影響を受け、輸出の取扱量や、倉庫保管量の減少により、減収となっています。今後も先行きの不透明感から、引き続き予断を許さない状況にありますが、危険物取扱のノウハウを活かした顧客獲得に向け、取り組んでいます。
以上の結果より、売り上げは2億円、営業利益は4億で減収減益となっています。
(参照)2020年3月期有価証券報告書
まとめ
1.精密化学品メーカー
2.有機EL材料に注力
3.関連企業にサムスンも出資
参照・引用
公式HP:https://www.hodogaya.co.jp/
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