「日本たばこ産業株式会社ってどんな会社?」
・唯一たばこの国内製造が認められている企業
・海外主軸に移行
・飲料水事業は過去に撤退
会社概要
設立 1985年4月1日
従業員数 連結 63,968人 単体 7,457人
資本金 1,000億円
事業区分
日本たばこ産業株式会社は3つの事業から成り立っています。
・たばこ事業
・医薬事業
・加工食品事業
就活情報
平均年収:855万(平均年齢:43.0歳)
初任給
・博士卒:249,200円
・修士卒:225,500円
・学部卒:208,000円
選考
エントリー → WEBテスト → 面接2回
事業詳細
たばこ事業
国内紙たばこ事業
RRP(ReducedRisk Products)市場の拡大や時代の流れにより、紙巻総需要は前年度比12.4%減となっています。その影響を受けて、JTの紙たばこ販売数も前年度比11.7%減となったようです。
国内RRP事業
RRP事業とは、E-Vapor製品及び加熱式たばこ等、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品(ReducedRisk Products, RRP)を指します。E-Vapor製品は、たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気加熱さ
せ、発生するベイパー(蒸気)を愉しむ製品です。 また、加熱式たばこは、たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させずに、加熱等によって発生するたばこベイパー(たばこ葉由来の成分を含む蒸気)を愉しむ製品です。JTのRRP製品の国内占有率は20%程度となっており、販売数量は紙巻たばこ換算ベースで28億本です。
紙たばこの単価の上昇により、売り上げ収益は増加したようです。しかし、紙たばこの需要減により売上収益は前年度比1.4%減となったようです。そのため、営業利益は前年度比10.0%減となったようです。
海外たばこ事業
総販売数量は、インドネシア・エチオピア・ギリシャ・バングラデシュ・フィリピン・ロシアにおける買収効果により、前年度比7.3%増となったようです。しかし、イタリア・イラン・オランダ・スイス・スウェーデン・スペイン・チェコ・ドイツ・ハンガリー・米国・ポーランド・ルクセンブルク・複数の新興市場における販売数量及び市場シェアの伸長があったものの、台湾・フランス・ロシア等における総需要減少影響により買収効果を除いた総販売数量は、前年度比1.1%減となったようです。為替一定ベースの調整後営業利益は、前年に発生した一過性の損失を除くと単価上昇効果を主因に14.3%増となったようです。
医薬事業
売上収益は、導出品の販売拡大に伴うロイヤリティ収入の増加及び導出品に係るマイルストーン収入により前年度比8.9%の増収となったようです。また、調整後営業利益については、研究開発費の増加はあるものの、売上収益の増加により前年度比18.0%の増益となったようです。
加工食品事業
売上収益は、ステープル商品及び調味料の販売が伸長したものの、その他商品の販売が減少したことにより、前年度比1.1%の減収となったようです。また、調整後営業利益については、原材料費の高騰等により前年度比23.6%の減益となったようです。