目次
「株価・業績から見る日本たばこ産業株式会社(JT)」
・当期は前年同期比減収減益
・財務状況は普通
・株価は下落トレンド
貸借対照表
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
自己資本比率 | 48.2 | 48.0 |
流動比率 | 126.5 | 128.2 |
自己資本比率は50%近くあり、良好ですね。流動比率も120%程度と普通ですね。財務状況は問題なしといったところでしょうか。
損益計算書
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
売り上げ高 | 2215962(百万円) | 2175626(百万円) |
営業利益 | 564984(百万円) | 502355(百万円) |
当期純利益 | 387431(百万円) | 361622(百万円) |
売り上げ、営業利益ともに減少しています。年々、売り上げ、営業利益が減少しており、かなり厳しい状態となっています。現在は高配当であり、株主優待もあるが、このままの状態が続くと減配などの可能性も出てきそうです。
キャッシュフロー計算書
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
営業活動 | 461389(百万円) | 540410(百万円) |
投資活動 | △383307(百万円) | △123571(百万円) |
財務活動 | △62360(百万円) | △333832(百万円) |
安定したたばこ事業のキャッシュにより、営業活動は増加しています。
有形固定資産の取得により、支出超過となっています。
配当金の支払いや自己株式の取得により、支出超過額は増加しています。
1年間の株価チャート
(引用)株式会社SBI証券
完全に下落トレンドですね。株主優待などが魅力な銘柄ですので、権利確定日直前などは若干上がる傾向にあります。しかし、市場は縮小傾向にあり、年々状況は悪くなっていますので、減配の可能性もあります。高配当につられて買うと痛い目を見る可能性がありますので、これらの可能性を考慮したうえで、購入を検討すべきだと思います。
(参照)2019年度12月期有価証券報告書
まとめ
1.当期は前年同期比減収減益
2.財務状況は普通
3.株価は下落トレンド
参照・引用
公式HP:https://www.kajima.co.jp/