「東洋インキSCホールディングス株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Bランク
・印刷インキ国内トップ
・印刷インキなど低採算で苦しい
・液晶/樹脂などが高収益
会社概要
設立 1907年(明治40)1月15日
従業員数 単体420名 連結8,246名
資本金 31,733,496,860円
事業区分
東洋インキSCホールディングス株式会社は主に4つの事業から成り立っています。
・色材/機能材関連事業
・ポリマー/塗加工関連事業
・パッケージ関連事業
・印刷/情報関連事業
就活情報
平均年収:731万(平均年齢:42.8歳)
初任給
博士卒 月給265,010円
修士卒 月給240,410円
大学卒 月給221,310円
高専卒 月給202,110円
選考
エントリー → 記述式(オリジナル) → 面接3回
事業詳細
色材/機能材関連事業
有機顔料、加工顔料、プラスチック用着色顔料、カラーフィルター用材料などの製造・販売を行っています。
高機能顔料/液晶ディスプレイカラーフィルター用材料
スマートフォンやテレビ需要の低迷が続き、特に高品位品を扱う国内や韓国で顧客の稼働が悪化し、中国や台湾での部材へのコストダウン要請が一層厳しくなり、低調に推移しています。
汎用品顔料
印刷用インキ用が低調に推移したことに加え、自動車販売の低調に伴い塗料用も伸び悩んでいます。また、環境規制に伴う供給不足による原材料価格の高騰が続き、低調に推移しています。
プラスチック用着色剤
国内では容器用の伸長が続いていますが、自動車や建材、太陽電池向けの高機能製品は伸び悩んでいます。また、東南アジア向けでの事務機器向けも、低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは674億円、営業利益は33億で減収減益となっています。
ポリマー/塗加工関連事業
缶用塗料、樹脂、接着剤、粘着剤、塗工材料、天然材料、メディカル製品などの製造・販売を行っています。
塗工材料
高速通信対応の電磁波シールドフィルムなどの開発や拡販が進んだものの、中国や韓国でのスマートフォン市場は低調に推移し、また価格競争が激化しています。それに伴い低調に推移しています。
接着剤
国内では包装用が堅調に推移したことに加え、リチウムイオン電池用が自動車向けを中心に伸長しています。また海外では、中国や東南アジア、トルコなどで拡販が進んでいます。
粘着剤
ラベル用の需要が堅調に推移し、液晶ディスプレイの偏光板向けの拡販も進んでいます。
缶用塗料
環境対応製品の展開が進んだものの、国内では夏から秋にかけての天候不順もあり、低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは658億円、営業利益は60億円で減収増益となっています。
パッケージ関連事業
グラビアインキ、フレキソインキ、グラビアシリンダー製版などの製造・販売を行っています。
グラビアインキ
国内では、出版用の需要が減少を続けていることに加え、建材用も伸び悩んでいます。しかし、食品や飲料などの包装用がプライベートブランドやコンビニエンスストア向けを中心に堅調に推移しています。
海外は、中国では伸び悩んだものの、東南アジアやインドなどで、環境対応製品の拡販が進んでいます。
シリンダー製版
包装用が伸び悩んだものの、エレクトロニクス関連の精密製版の拡販が進みました。
以上の結果より、売り上げは680億円、営業利益は30億円で増収増益となっています。
印刷/情報関連事業
オフセットインキ、金属インキ、印刷機械、印刷機器、プリプレスシステム、印刷材料、インクジェット材料などの製造・販売を行っています。
デジタル化に伴い情報系印刷市場は縮小を続けていますが、国内では規模の最適化や同業他社との協業、コストダウンを強力に進めるとともに、海外拠点を拡充しインドや南米での拡販が進んでいます。
以上の結果より、売り上げは766億円、営業利益は3億円で増収減益となっています。
(参照)2020年3月期有価証券報告書
まとめ
1.印刷インキ国内トップ
2.印刷インキなど低採算で苦しい
3.液晶/樹脂などが高収益
参照・引用
公式HP:https://schd.toyoinkgroup.com/ja/index.html
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