【2024年】信越化学工業株式会社ってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「信越化学工業株式会社ってどんな会社?」

就職偏差値:SSランク

・塩化ビニル樹脂/半導体シリコンウエハで世界トップ
・ケイ素樹脂/フォトレジストなども高シェア

・いずれの事業も好業績

口コミ・評判

企業風土
・少数精鋭で効率の良い経営目指している
・年功序列の日本的な風土も残っている様子
ワークライフバランス
・上司に申請すれば、休みは取りやすい環境にあるよう
(少数精鋭のため仕事が溜まり、取りにくいという意見も)

会社業績

(引用)SBI証券

・業績は右肩上がりで成長しており、今後にも期待できる

会社概要

設立1926年(大正15)年9月
資本金1,194億1,900万円(2020年3月)
従業員単独 3,482名(2020年3月末)
連結 22,783名(2020年3月末)
売上高1兆5,435億円(2020年3月期)

 

事業区分

信越化学は主に5つの事業から成り立っています。

・塩ビ/化成品事業
・シリコーン事業
・機能性化学品事業
・半導体シリコン事業
・電子/機能材料事業
・その他事業

就活情報

平均年収:849万(平均年齢:42.2歳)

初任給

大学卒 月給233,500円
修士了 月給249,500円
博士了 月給293,500円

選考

エントリー → WEBテスト(性格テスト) → 面接2回

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事業詳細

塩ビ/化成品事業

・塩化ビニル樹脂、か性ソーダ、メタノール、クロロメタンなどの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・米国のシンテック社において、フル操業を継続し、塩化ビニル、か性ソーダともに高水準の出荷を維持しました。同社は4-5月の経済活動制限による市況下落の影響を受けたが、その後世界的に需給が引き締まり値上げを実施
・欧州拠点及び国内拠点も販売数量の維持に努め、市況の改善を享受

シリコーン事業

・シリコーンの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・汎用製品の価格下落に加え、化粧品向けや車載向けの需要鈍化の影響を受けた
・秋口から顧客需要が復調し始めた

 

機能性化学品事業

・セルロース誘導体、金属珪素、ポバール、合成性フェロモン、塩ビ・酢ビ共重合樹脂などの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・セルロース誘導体は、医薬用製品は底堅く推移しましたが、建材用製品が振るわなかった
・フェロモン製品やポバール製品は出荷が低調に推移

半導体シリコン事業

・半導体シリコンの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・経済活動の再開に伴い、需要が増加

電子/機能材料事業

・希土類磁石(電子産業用・一般用)、半導体用封止材、LED用パッケージ材料、フォトレジスト、マスクブランクス、合成石英製品、液状フッ素エラストマー、ペリクルなどの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・希土類磁石は、第1四半期当初経済活動制限により一時海外工場の稼働が影響を受けたが、下期に入り、車載向けは強い回復を示し、ハードディスクドライブ向けも好調に推移
・フォトレジスト製品は、ArFレジストやEUVレジストを中心に好調を持続
・マスクブランクスも先端、汎用用途ともに堅調に推移
・光ファイバー用プリフォームは市況悪化の影響を受け厳しい状況
・大型パネル用フォトマスク基板は需要鈍化の影響を受けた

研究開発

研究開発TOPIX

◎2020年度
塩ビ/化成品
・塩化ビニルに関する研究は塩ビ・高分子材料研究所で行っている
シリコーン
・シリコーン電子材料技術研究所が海外も含めた総合的な機能を担い、一部合成技術研究所でも研究を実施
機能性化学品
・セルロース誘導体に関する研究は合成技術研究所及びドイツのSEタイローズ社で行っている
半導体シリコン
・半導体シリコンに関する研究は信越半導体(株)の2つの研究所で実施され、シリコンウエハーの生産技術の向上、更なる品質の向上、デバイスの微細化進展に対応する最先端の技術開発
・デバイスの更なる低消費電力、高速化に対応する薄膜SOIウエハー及びFZウエハーなど将来有望視される次世代向け技術開発
・化合物半導体では、超高輝度4元系(AlInGaP)の赤色LED用エピタキシャルウエハー及びチップの製品化において高い評価を得ており、更なる高輝度化、高信頼性、多色化等の高機能を目指した新製品の開発
・一般用LED照明の色調改善へも注力
半導体シリコン
・電子産業用有機材料、5G関連材料はシリコーン電子材料技術研究所で、電子産業用希土類磁石は磁性材料研究所で研究
・半導体製造プロセスで使用されるKrF、ArFエキシマ用およびEUV用フォトレジストは新機能材料技術研究所で開発
・フォトレジストは、デバイスの微細化に対応するため、EUVレジストや多層材料の性能改善が継続されており、5nm世代は既に量産へ移行
・3nm以細のEUV用プロセス材料を中心に開発を強化
・半導体製造プロセスで使用されるマスクブランクスも新機能材料技術研究所で開発しており、耐照射性に優れたArFハーフトーンブランクス及び7nmデザインルール用新構造ブランクスの主要顧客への認定が終了し量産出荷を開始、現在は5nm以細向けのEUV用ブランクスの開発に注力
・合成石英製品のうち、光ファイバー用プリフォームは精密機能材料研究所、半導体用マスク基板や液晶用大型マスク基板は合成技術研究所が担当
・酸化物単結晶及び超高純度窒化ホウ素に関する研究は精密機能材料研究所が担当
・光ファイバー用プリフォームでは、世界トップレベルの品質を維持向上すべく、光通信分野での積極的な研究開発
・レア・アース、一般用希土類磁石は磁性材料研究所で研究を実施
・希土類磁石は、環境に優しいハイブリッドカーや風力発電のモーター用として採用され、需要の伸びが期待
・液状フッ素ゴムの開発はシリコーン電子材料技術研究所で行われており、自動車や電子部品、事務機での需要が伸びている

まとめ

1.塩化ビニル樹脂・半導体シリコンウエハで世界トップ
2.ケイ素樹脂/フォトレジストなども高シェア
3.いずれの事業も利益を維持

参照・引用

公式HP:https://www.shinetsu.co.jp/jp/

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