【2024年】堺化学工業株式会社ってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「堺化学工業株式会社ってどんな会社?」

就職偏差値:Cランク

・創業事業は亜鉛
・酸化チタン大手

・傘下にカイゲンファーマー

口コミ・評判

企業風土
・100根以上の歴史ある企業で古い慣習が多く残っている様子
・総合職と一般職など役割に応じて仕事がきっちりと別れている様子
ワークライフバランス
・基幹職もしっかりと有休を取得しており、休みは取りやすい環境にある様子
・産休育休もしっかりと取れライフワークバランスはとりやすい様子

会社業績

(引用)SBI証券

・長期的に見ると営業利益は右肩上がりに成長しており、来期見通しも良好

会社概要

創業創業1918年
資本金218億3800万円
従業員数【連結】2,003 名
【単体】 776名
売上高【連結】 872億円
【単体】 370億円

事業区分

堺化学工業株式会社は主に2つの事業から成り立っています。

・化学事業
・医療事業

就活情報

平均年収:573(平均年齢:39.1歳)

初任給

(総合職)
修士了  月給232,300円
大 卒  月給216,400円
高専卒  月給192,479円

選考

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事業詳細

化学事業

・酸化チタン製品、樹脂添加剤、バリウム製品、触媒製品、電子材料、亜鉛製品、機能材料などの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
電子材料
・誘電体材料(高純度炭酸バリウム)は、5G基地局やパソコン等通信機器向けが堅調に推移するとともに、上期に低調であった車載向けが10月以降回復。
・誘電体(チタン酸バリウム)についても、下期から自動車向けも回復した結果、売上高は増加。
酸化チタン・亜鉛製品
・酸化チタンは、巣ごもり需要により食品包装用グラビアインキ向けが伸びたものの、その他工業用途は全般にわたって販売が振るわず、売上高は減少。
・亜鉛製品は、10月以降の自動車生産回復によりタイヤ向けが増加したものの、上期の落ち込みをカバーできず、売上高は減少。
樹脂添加剤
・国内においては、下期からパイプ・継手、IT関連設備用PVC工業板が回復したものの、上期の大きな落ち込みをカバーするには至らず、売上高・利益ともに減少。
・海外においては、新型コロナで落ち込んだ自動車ワイヤーハーネス向けが下期に回復するとともに、ベトナム、タイの現地法人では灌漑設備への投資が増加したことでパイプ・継手向けが好調に推移し、売上高・利益ともに増加。
衛生材料
・新型コロナでマスク関連製品の需要が拡大したほか、インドネシア現地法人で生産する通気性フィルム等が、紙おむつ向けの堅調さと医療関連向けの特需に支えられて販売が好調に推移した結果、売上高・利益ともに増加。
有機化学品
・チオ製品は主用途のプラスチックレンズ向けなどが新型コロナの影響により、一時的な調整がったが、比較的回復の早かった輸出向けの拡販でカバー。
・リン製品は自動車や各種部品製造に使用する潤滑油・工作油添加剤向けが低調に推移した結果、チオおよびリン製品のトータルでは売上高・利益ともに前連結会計年度並み。
・医薬品原薬・中間体の生産受託は、主力中間体が堅調に推移したことに加え、複数原薬の伸びと開発品のスポット生産・販売が業績に寄与し、売上高・利益ともに伸ばした。
触 媒
・ニッケル触媒は、将来の需要拡大を見据え水添石油樹脂メーカー各社において設備投資が進められている中、予定していた主要顧客の新工場立ち上げの遅れにより、計画通りに生産と販売が進まず、売上高・利益ともに減少。
・脱硝触媒は、国内取替需要や韓国向け新規受注を獲得できたが、納入物件が少なかった上期の減少を補うことはできず、売上高・利益ともに減少。

医療事業

・医療用医薬品、一般用医薬品などの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
医療用医薬品
・バリウム造影剤は、2016年度厚生労働省発出の「がん検診実施のためのガイドライン」による受診間隔の延長および受診年齢の引き上げ、胃内視鏡検査への移行等厳しい環境のもと、大口検診機関のニーズ対応を強化し市場シェア拡大に努め、国内販売の縮小を最小限にとどめるとともに、韓国・台湾への輸出を強化。国内外ともに新型コロナで受診者が減少した結果、売上高・利益ともに減少。
・消化性潰瘍用剤「アルロイドG」も、後発品メーカーの撤退により当社品の需要回復はあったものの、薬価引き下げによる影響が大きく、売上高・利益ともに減少。
医療機器
・新型コロナで営業活動が制約される中、内視鏡洗浄消毒器は、コロナ支援キャンペーンを打つなど積極的な販売促進活動を進め、機器本体の販売台数およびメンテナンス契約数を伸ばしたが、施術数の停滞により関連する消耗品の販売が低調に推移したため、売上高・利益ともに減少。

・一昨年度からリリースした内視鏡治療用粘膜下注入材「リフタルK」および注入材用穿刺針「リフテインニードル」は計画未達ながらも、新規採用に努め一定の売上増に寄与。
医療機器
・かぜ薬「改源」等一般用医薬品は、新型コロナでうがい薬等の売上が伸びたが、風邪の罹患者減少により主力のかぜ薬が低調に推移したことから、売上高・利益ともに減少。
・新規事業として位置付けている美容医療機関向けのサプリ事業は拡大基調であり、紫外線対策サプリメント「ソルプロ」シリーズが新型コロナにおいても好調に推移し、売上高・利益ともに伸ばした。

研究開発

研究開発TOPIX

◎2020年度
化学
電子材料
・チタン酸バリウムに関しては、電子部品の積層セラミックコンデンサの小型化・高容量化、自動車部品の高信頼性の要求があり、水熱合成法の特長を活かした微粒子・高結晶・粒度均一な材料開発
酸化チタン/亜鉛製品
・従来の日焼け止め分野に加え、用途拡充としてメイクアップ化粧品向けに、肌触りの良化を目指して開発した「六角板状酸化亜鉛XZシリーズ」や「板状集積型球状酸化亜鉛CANDY ZINC」を上市、拡販に鋭意注力。

・高隠蔽力を付与できる「顔料級酸化チタンMKRシリーズ」もラインナップに加え、その顔料級酸化チタンを用いた「顔料分散体DIPシリーズ(酸化鉄顔料含む4色)」も開発し、多種多様な化粧品商材に対応すべく積極的に提案。
樹脂添加剤
・2018年8月にタイ王国で塩ビ樹脂安定剤の製造・販売を行うSIAM STABILIZERS AND CHEMICALS CO., LTD.の株式の90.0%を取得し、Sakai Chemical(Vietnam) Co., Ltd.とのグループシナジーを最大限に発揮すべく、長年培った塩化ビニル安定剤の技術に基づいて、堅調に成長している海外市場をターゲットとした開発。

・得意とする表面処理技術・粒子制御技術をハイドロタルサイトや塩化ビニル安定剤原料に応用し、特殊ハイドロタルサイト、独自性の高い塩化ビニル安定剤を展開し、性能の差別化に注力。
有機化学品
・イオウ、リンを含むヘテロ有機化合物合成技術をベースとして、中央研究所とも協力し、光学材料、電子材料、自動車向け材料等の有機化成品材料の開発に取り組んでおり、耐水性に優れた新規グレードMulthiolR(マルチオール)シリーズの上市、拡販に注力。

触媒
・カーボンに替わる無機系の導電性材料としてサブミクロンの低次酸化チタンENETIA(エネティア)の開発。

・固体高分子形燃料電池の電極材料や触媒担体向けにサンプルワークを進めています。また、産学連携による人工光合成に用いる光触媒の研究開発。
・環境・エネルギー・化学プロセスは当社の重要な研究開発分野であり、これからの水素エネルギー社会が求める技術開発に貢献。
・化学プロセス分野では、脱水素反応、水素添加反応用触媒として有害成分であるクロムを含有しない銅系触媒の開発に注力しており、ポリエステル重合用触媒としてはアンチモンのような重金属を含有しないチタン系触媒の開発。
医療
・2019年6月に、内視鏡治療用の医療機器2製品(リフタル®K、リフテイン®ニードル)を上市し、拡販に鋭意注力。

・健診領域において、血液ならびに唾液による各種がんリスクスクリーニングのリキッドバイオプシー検査、胸部X線等の医用画像の診断支援AI等、スタートアップ企業との協業により、さらなるラインナップの拡充。

まとめ

1.発祥は亜鉛
2.酸化チタン大手
3.傘下にカイゲンファーマー

参照・引用

公式HP:http://www.sakai-chem.co.jp/jp/index.html

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