【2024年】日清紡ホールディングス株式会社ってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「日清紡ホールディングス株式会社ってどんな会社?」

就職偏差値:Bランク

・創業は紡績事業
・ブレーキ摩擦材は世界トップ

・無線通信/マイクロデバイス/ブレーキを成長事業に設定

口コミ・評判

企業風土
・優しく温和な人が多い様子
・典型的な日本企業で昔からの考えが残っている様子
ワークライフバランス
・有給はかなり取りやすい様子
・昔はサービス残業をしている部署もあったようだが、今は残業はなるべくしないように言われている様子

会社業績

(引用)SBI証券

・業績は右肩上がりで成長しており、今後にも期待できる

会社概要

設立1988(昭和63)年2月1日
資本金122億79百万円(2020年3月31日現在)
従業員2,431人(2020年3月31日現在)
売上高1,861億89百万円(2020年3月期)

事業区分

日清紡ホールディングス株式会社は主に7つの事業から成り立っています。

・無線・通信事業
・デバイス事業
・ブレーキ事業
・精密機器事業
・化学品事業
・繊維事業
・不動産事業

就活情報

平均年収:734万(平均年齢:44.5歳)

初任給

学士卒:213,300円
修士卒:235,700円
博士卒:256,500円
※共に諸手当除く

選考

エントリー → WEBテスト → 面接2回

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事業詳細

無線・通信事業

・防災システム・監視システムなどの社会インフラ関連製品や船舶などの無線通信機器製品を、JRCモビリティ㈱は車載用レーダーや交通インフラ向け通信・センサーなどを展開

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・ソリューション・特機事業は、コロナ禍による海外案件の工期延期や航空・気象システムの大型案件一巡等があったものの、水・河川システムが好調に推移するなど防災・減災に資する官公需は底堅く推移したことで売上は前年同期並みとなり、外注加工費等の費用減も進んだことで増益
・マリンシステム事業は、船舶の建造隻数減少に伴う商船新造船向け機器の価格競争激化による売上減に加え、コロナ禍による社会経済活動停滞と稼働船舶減少に伴う海外中小型船向け機器や換装向け機器の売上減により減収となったが、費用減により損失縮小
・通信機器事業は、コロナ禍の影響で車載関連製品の売上が減少したことにより減収・減益
・ICT・メカトロニクス事業(旧メカトロニクス・電源事業、2020年1月1日より名称変更。)は、2019年7月に連結子会社化したNJコンポーネント㈱による売上寄与があったが、コロナ禍の影響により欧米市場向けメカトロニクス機器の売上が減少したため減収・減益

デバイス事業

・アナログ半導体やSAWフィルタなどの電子デバイス製品やマイクロ波製品、小型・省電力の電源IC製品などを展開

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・主力の電子デバイス事業は、家庭用ゲーム機やイヤフォン等において巣ごもり需要が発生したことからアミューズメント関連製品の売上は増加したが、コロナ禍に起因する各国のロックダウン等により顧客が工場の稼働を停止するなどサプライチェーンの機能不全が発生した影響を受け、車載用製品、コンシューマ関連製品および通信関連製品の売上は減少したことにより、減収・減益
・マイクロ波事業は、マリンレーダ関連の補用部品やセンサー関連製品は堅調に推移したものの、衛星通信関連製品の受託生産の終了等により減収・減益

ブレーキ事業

・自動車用ブレーキ摩擦材の製造販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・ブレーキ事業が大きく影響を受けるグローバルの自動車生産台数は、コロナ禍により前年比で大きく落ち込む結果となった
・国内、米国、韓国およびタイ子会社は減収・減益となりました。中国では販売好調であった日系カーメーカーを主な顧客とする子会社が、コロナ禍から早期に回復するとともに新規ビジネスも受注し増収・増益

精密機器事業

・空調機器用ファンや自動車のヘッドランプ周辺製品などを製造販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・自動車用精密部品は、コロナ禍による顧客の操業停止や生産調整等により減収・減益
・空調機器向け製品等を扱う成形品は、前年同期の一時的な需要増の反動や家電関連顧客からの受注減に加え、コロナ禍による顧客の操業停止や生産調整等により減収・減益

化学品事業

・断熱材などのウレタン製品、樹脂改質剤などの高機能化学品、燃料電池セパレータ及びカーボン製品の製造販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・断熱製品はコロナ禍による市況低迷の影響で減収となったが、経費削減や高採算製品の売上増により前年同期並みの利益
・機能化学品は環境配慮型製品である粉状改質剤の売上増により増収・増益となり、燃料電池用カーボンセパレータも海外定置用や車載用試作品の売上増により増収・増益

繊維事業

・シャツ事業、テキスタイル事業では形態安定加工シャツやユニフォーム用製品を、開発素材事業ではスパンデックスや不織布、エラストマー関連製品の製造販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・国内は、医療マスク用モビロンテープの販売は増加したものの、ビジネス衣料品需要の減退によりシャツ用生地の販売が落ち込んだことや、東京シャツ㈱が新型コロナウイルス感染症拡大防止のための店舗の一時閉鎖や営業時間短縮によって、再開後も都心部を中心に販売が低迷したこと等により減収・減益

不動産事業

・商業施設等の賃貸や不動産販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・賃貸事業は前連結会計年度において大型商業施設用建物(愛知県)を販売したことにより減収・減益となったが、分譲事業は東京都三鷹市のマンション販売を開始したことに加え、愛知県岡崎市の宅地販売により大幅な増収・増益

研究開発

研究開発TOPIX

◎2020年度
無線・通信
・高速衛星データ通信と船内ネットワークを活用した船員の遠隔健康管理システム、クラウドで集積した船舶の航行情報をベースとした小型船の安全システム、通信回線の故障にも対処する安全性を向上させた鉄道保守用の安全システム、急激且つ局地的な気象変化にも高速で観測可能な次世代2偏波フェーズドアレイ気象レーダ、防災向け可搬型衛星通信装置、AIによる雨量/水位予想が可能な防災システムなどに必要な技術を開発
・航海の効率化に貢献する船陸間データ通信の高速化と安定化を目的に船上大型衛星通信装置を開発
・交通の高度化では位置測定用の全球測位衛星システム(GNSS)信号受信機の高精度化、道路上の人と車の状況をレーダとカメラを融合して識別する技術、歩行作業員の安全及びLTE網でのリモートメンテナンスに対応した次期新幹線保守車両安全システム、GNSS信号が受信不可能なエリアでの測位を可能とする自律航法(デッドレコニング)機能を搭載したロケーション機器等を開発
マイクロデバイス
・主力の「電子デバイス製品」を中心に、車載向けや産業機器市場向け、スマートフォン等の通信デバイス向け等、各種デバイスの実用化に向けた開発等に注力

・スマートフォンやAIスピーカー向けにMEMSセンサーを用いたマイクモジュール向けの次世代製品、ウェアラブル端末や健康機器応用製品向け光センサー等の次世代製品の開発
・自社開発のデルタシグマ・アナログデジタルコンバーターをコアにしたセンサー市場向けのアナログフロントエンドICの量産を開始し、高精度化を目指して開発中
・「マイクロ波製品」では、マイクロ波帯からミリ波帯までの衛星通信、センサーおよび高出力電子管等幅広い分野で開発・製造
・民生(IoT含む)、車載、産機市場に向けてCMOSアナログ技術をコアコンピタンスとした小型、低消費、高効率、高精度、高信頼性の製品開発
・IoT市場に向けては超低消費+バッテリーモニター機能を搭載した昇降圧DC/DCコンバーター、エナジーハーベスト用降圧DC/DCコンバーターなどIoTエッジ端末で要求される自立発電・電池の長寿命化・高精度を実現し、お客様のIoTエッジ端末開発の容易化および工期短縮に貢献できる製品を開発
・車載市場向けにはSDGsターゲット3.6:交通事故死亡者の減少を実現する機能安全システムの構築に貢献が可能なウィンドウタイプのボルテージディテクタ(リセットIC)やウォッチドッグタイマー機能を持ったシステム電源ICなどの研究開発
・SoC等のコア電圧の低電圧化への対応とマイコンを使ってIC自体の故障有無を診断できる機能を追加し、更なる安全性の向上を実現したR3514シリーズを量産化
ブレーキ
・重要保安部品としての高い信頼性を堅持し、銅規制等に対応した環境負荷物質を低減する製品の開発では、①電動化し静粛性が高まる新世代車への適合における音・振動の抑制、②効きの安定性、③摩耗粉塵の排出を抑制する優れた摩耗特性等、お客様ニーズへの対応に重点をおいて活動

精密機器
・空調機器用ファンや自動車部品をはじめ、住宅設備や医療向けなど広い分野に向けた製品の機能性や金型技術の向上に加え、持続可能な社会に向けたインフラ分野向け製品の開発など、新たな事業創出に向けた活動に取り組んでいる

・IMPC™技術を保有するエレファンテック㈱と車載向け立体配線成形部品の共同開発につき基本合意を締結
・ADAS搭載車向け配線一体型成形部品のプロトタイプは完成しており、今後は量産に向けた開発を進め、2023年の量産開始を目指すとともに、家電・医療・住設分野等への用途展開を図る
・次世代の自動車用EBSに用いられる新規バルブブロックの加工・検査技術の検討、設備導入、立上げを行っており、低コスト化を実現するための高精度加工、高品質の開発に取り組んでいる
化学品
・環境配慮型製品の普及や脱炭素社会に貢献することを目的とし、高反応で可使時間の長い水性架橋剤や加工時のガス発生を抑制した安全性の高い樹脂改質剤などの開発

・NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託研究である先導研究プログラムに採択され、「海洋環境を利用する新しい海洋生分解性プラスチックの創出」の研究開発に取り組んでいる
・断熱事業では、基盤製品である発泡ウレタンの収益向上を目的とし、地球環境に優しい低温暖化係数発泡剤への切替推進と安全安心をテーマに不燃ノンフロンウレタンフォームの開発と実用化、きれいな水を守るための高性能水処理担体の開発
・土木用ウレタンは、日刊工業新聞社主催「オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」において経済産業大臣賞を受賞
・カーボン事業では、データセンター関連など持続的な成長が見込まれる半導体市場において、高性能な先端半導体の製造装置及び製造プロセスで要求される性能を満たすことを目的にカーボン製品の開発
繊維
・「環境・エネルギーカンパニー」グループとして地球環境問題解決を具現化するために、環境・健康社会への貢献を重点取り組み事項として掲げ、その実現に向けてグループ内外と幅広く連携し、研究開発

・ノーアイロンシャツに代表される「アポロコット」シリーズの商品構成を拡充し、新たにストレッチ性能を付与した新商品を開発
・シャツおよびユニフォーム分野においてストレッチ素材「アスタリスク」の新たな展開を進めています。SDGsの達成に貢献できるような商品開発を加速し、抗菌防臭加工、防汚加工など健康快適商品群の充実を図っている

まとめ

1.多角的な経営でリスクヘッジ
2.自動車・スマホ市場に影響を受けやすい
3.創業の紡績事業は年々縮小

参照・引用

公式HP:http://www.nisshinbo.co.jp/

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