【2024年】東ソー株式会社ってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「東ソー株式会社ってどんな会社?」

就職偏差値:Aランク

・塩ビ/化成ソーダ大手
・機能商品に注力

・自己資本比率50%以上

口コミ・評判

企業風土
・年功序列でまったりとした企業風土
・協調的で上司とも気軽に相談しやすい部署が多い様子
・コンプライアンスへの意識はかなり強い様子
ワークライフバランス
・有給取得率は高く、残業を減らすように動いている部署が多い様子
・部署によってはサービス残業もまだ残っている様子

会社業績

(引用)SBI証券

・長期的に見ると、業績は右肩上がり

会社概要

設立1935年2月11日
資本金552億円(2020年3月末現在)
従業員連結 13,336名
単独  3,576名(2020年3月末)
売上高連結 7,861億円
単独 5,269億円(2020年3月末実績)

事業区分


東ソー株式会社は主に4つの事業から成り立っています。

・石油事業
・クロル/アルカリ事業
・機能商品事業
・エンジニアリング事業

就活情報

平均年収:763万(平均年齢:38.8歳)

初任給

博士了:259,164円
修士了:234,800円
学部卒:218,192円

選考

【総合職事務系】会社説明会 → WEBテスト(eF-1G) → 面接2回
【総合職技術系】会社説明会 → WEBテスト(eF-1G) → 面接2回
【一般職】  会社説明会 → WEBテスト(eF-1G) → 面接3回

 

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事業詳細

石油事業

・エチレン・プロピレン等オレフィン製品、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び樹脂加工製品、機能性ポリマー等の製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3
・プロピレン及びキュメンは、生産量の減少などに伴い出荷が減少。ナフサ等の原燃料価格及び海外製品市況の下落により、製品価格が下落。
・ポリエチレン樹脂は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う需要減少により、国内輸出ともに出荷が減少。ナフサ価格の下落を反映して製品価格が下落。
・クロロプレンゴムは、アジア地域の需要回復に伴い出荷が増加しましたが、輸出価格は下落。

 

クロル/アルカリ事業

・苛性ソーダ、塩化ビニルモノマー、塩化ビニル樹脂、無機・有機化学品、セメント、ウレタン原料等の製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・苛性ソーダは、海外市況の下落を反映し製品価格が下落
・塩化ビニルモノマーは、生産量の増加に伴い出荷が増加
・塩化ビニル樹脂は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う需要減少により、国内輸出ともに出荷が減少
・セメントは、国内輸出ともに需要が低調に推移し出荷が減少
・ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う需要減少などにより、国内輸出ともに出荷が減少

機能商品事業

・無機・有機ファイン製品、計測・診断商品、電子材料(石英ガラス、スパッタリングターゲット)、機能材料等の製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3
・エチレンアミンは、ほぼ前期並みの出荷
・計測関連商品は、欧米向けを中心に液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が増加
・診断関連商品は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う需要減少により、欧米及び中国向けで体外診断用医薬品の出荷が減少
・ハイシリカゼオライトは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う需要減少により、自動車排ガス触媒用途を中心に出荷が減少
・ジルコニアは、装飾品用途での出荷が増加
・石英ガラスは、堅調な半導体市場に支えられ出荷が増加
・電解二酸化マンガンは、国内輸出ともに乾電池用途を中心に出荷が増加

エンジニアリング事業

・水処理装置、純水装置、イオン交換樹脂等の製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・水処理エンジニアリング事業では、電子産業分野において国内大型案件が順調に進捗したことや海外で大型の設備投資が続いたことに加え、メンテナンス等のソリューションサービスが堅調に推移したことにより、売上高は増加

研究開発

研究開発TOPIX

◎2020年度
石油化学
・ポリエチレン関連では、新規ポリエチレンを使用した耐熱輸液バッグが海外を中心に採用に向けた評価が進んでいる
・独自触媒による超高分子量ポリエチレン(デカミレン®)は、リチウム二次電池セパレーター、摺動部材用途での海外展開を本格化
・PPS関連では、新規に開発した耐冷熱衝撃性に優れるグレードがHEV関連部品で着実に採用
・CR、CSM、ペースト塩ビ、石油樹脂の機能性ポリマーについても、より付加価値の高い製品の開発を継続しており、CRは医療向け手袋グレードの開発に注力
・NEDOの助成事業「炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー(CNF)関連技術開発」に参画し、バイオマスを利用した製品の社会実装を目指す
・電子関連への展開としては、液晶用光学材料、有機EL用光学材料など、当社独自コンセプトに基づく新規ポリマー材料の開発を積極的に進めている
クロル/アルカリ
・塩ビモノマーの原料となる二塩化エタンを製造するオキシ塩素化工程において、活性・選択性・耐久性の全てに優れ、世界をリードする独自触媒への転換を進めている
・ポリウレタン関連では、原料であるイソシアネートの機能性向上と製造プロセスの開発、機能性ポリオールの開発、及び、ポリウレタンフォーム、エラストマー及びコーティングを始めとするウレタン関連製品の処方開発に積極的に取り組むと共に、他の事業分野との連携による開発にも注力
・自動車用All-MDI系シートクッションは、低密度化と乗心地性改良、さらに臭気やVOC低減においても進展
・コーティング・合皮用途においては、耐薬品性に優れたウレタン樹脂やポリカーボネートポリオール、低粘度・高硬度硬化剤の品揃えが進み、高まる環境ニーズに適合した水系塗料用硬化剤の開発を積極的に進めている
機能商品
・ライフサイエンス関連における免疫診断事業関連では次世代装置と試薬の開発、遺伝子検査事業関連では感染症診断のための新規製品開発を進めている
・分離精製剤事業関連では、急速に市場が成長しているバイオ医薬品(抗体医薬品、ウイルス医薬品、細胞医薬品)の分離剤や分析用液体クロマトグラフィーカラムの開発に注力しており、世界初の抗体医薬品活性分析用カラムの実用化に続き、製造用ゲルの開発を進めている
・ウイルス医薬品、細胞医薬品向けの分析カラムや分析装置等の新規製品開発に鋭意取り組んでいる
・セラミックス材料の開発では、歯科用透光感ジルコニアや装飾用カラージルコニアの新グレード開発を加速させると共に、次世代ジルコニアの創出を目指した社会連携講座を東京大学に開設
・環境・エネルギー関連では、今後も需要拡大が予想されるリチウム二次電池の材料開発、コンデンサの高容量化に寄与する新規導電性高分子(セルフトロン®)の開発が進展
・自動車排ガス浄化触媒用ゼオライトの開発では、脱硝性能、触媒耐久性の改良を進めると同時にゼオライトの革新的・高効率合成プロセス構築を東京大学との社会連携講座で推進
・水質・大気浄化用のゼオライト設計にも取り組んでおります。アミン誘導体としてはVOC低減に有効なウレタン発泡触媒(RZETA®)や環境負荷の極めて小さいHFO用のウレタン発泡触媒の拡販、アルデヒド捕捉剤(エミデリート®)の開発が進展
・重金属処理剤(飛灰処理用、排水処理用)の技術サービス拠点を上海に設置し、拡販活動を開始
・電子材料関連におけるディスプレイ関連では、低消費電力化・高画質化を達成する有機EL用材料、更に半導体関連では、高品位スパッタリングターゲット、将来の半導体素子の微細化に対応した次世代配線用の有機金属化合物、製造プロセスを刷新可能なGaNスパッタリングターゲット、次世代半導体製造装置用の高機能石英部材などの開発を推進
・プリンテッドエレクトロニクス関連では、塗布型有機半導体材料、光硬化型絶縁材料、親撥処理膜材料、保護層材料等の一連の材料開発を産学連携で進めている
エンジニアリング
・水処理エンジニアリング関連では、純水、超純水、上水などの用水処理装置、下排水処理装置、クロマト分離装置などの大型水処理関連設備、及び溶剤・薬液などの分離精製装置の開発を実施しており、半導体工場向け改良型尿素分析装置、水処理用凝集センサ、排水処理向け新規除濁膜システムの実用化を推進し上市
・国内外の最先端半導体工場向け次世代型超純水製造技術及び水回収・再利用技術、公共下水向け高機能処理技術、バイオ医薬精製工程向け連続クロマト分離装置、リチウムイオン二次電池向けのn-メチルピロリドン回収精製装置などの開発を推進

まとめ

1.塩ビ/苛性ソーダの大手企業
2.前年同期比減収減益
3.原料のナフサの高騰・海外市況低迷で苦戦

参照・引用

公式HP:https://www.tosoh.co.jp/

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