目次
「株価・業績から見るトヨタ自動車株式会社」
・第3四半期は前年同期比で増収増益
・消費税増税の影響小
・株価は下降トレンド
貸借対照表
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
自己資本比率 | 37.4 | 37.7 |
流動比率 | 103.6 | 106.2 |
昨年に比べ、自己資本比率は伸長しています。また、40%程度あり、財務は良好と言えます。流動性比率も100%を超えており問題ないと言えます。
損益計算書
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
売り上げ高 | 22475548(百万円) | 22830164(百万円) |
営業利益 | 1937974(百万円) | 2058783(百万円) |
四半期純利益 | 1423307(百万円) | 2013010(百万円) |
自動車市場の低迷・消費税増税の影響により、売り上げ・営業利益は鈍化することが予測されましたが、しっかりと業績を伸ばしています。
次回の四半期報告書では、コロナウイルスの影響も加わってくるので、大幅な減収減益が予想されます。
キャッシュフロー計算書
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
営業活動 | 2866770(百万円) | 2888881(百万円) |
投資活動 | △2342668(百万円) | △2688878(百万円) |
財務活動 | △436110(百万円) | 66426(百万円) |
本業による収入は前年比で増加しており、良い傾向です。しっかりと投資に資産を配分しているところもよいですね。当期は投資活動のため、借入債務を増加させていることがわかります。
1年間の株価チャート
(引用)株式会社SBI証券
トヨタは他の国内自動車メーカーと異なり、消費増税後も売り上げが堅調であったため、株価も順調に伸びていました。コロナショックの影響により、もともと自動車市場が低迷していたことと重なって大きく株価は下落しています。今後、消費の落ち込みも予測されるため、株価の回復は期待しにくい状況となっています。