目次
「株価・業績から見る三菱電機株式会社」
・第三四半期は前年同期比減収減益
・財務状況は優良
・株価は短期的に緩やかに上昇
貸借対照表
前連結会計年度 | 当第3四半期連結累計期間 | |
自己資本比率 | 55.8 | 55.8 |
流動比率 | 185.3 | 186.3 |
自己資本比率は50%、流動比率も200%近くあり財務状況はかなり優良です。コロナウイルスの影響もあり景気後退期に入りつつある中、財務状況がいいのは安心ですね。
損益計算書
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
売り上げ高 | 3264125(百万円) | 3250129(百万円) |
営業利益 | 201440(百万円) | 182257(百万円) |
四半期純利益 | 167392(百万円) | 169571(百万円) |
前年同期比で減収減益となっています。中国の成長鈍化や企業が設備投資に回すお金が減ってきていることが影響しています。
キャッシュフロー計算書
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
営業活動 | 110167(百万円) | 227964(百万円) |
投資活動 | △151531(百万円) | △148324(百万円) |
財務活動 | △111864(百万円) | △91802(百万円) |
営業活動では、棚卸資産などへの支出を減らしたことにより、昨年比で増収となっています。投資活動では、固定資産売却による収入などがあり、昨年よりも支出は減少しています。財務活動では、負債の返済は増加し、長期借入金は減少しましたが、短期借入金が増加したため支出は減収しています。
1年間の株価チャート
(引用)株式会社SBI証券
日経平均に連動して、緩やかに上昇していましたが、コロナショックで大きく暴落しました。産業メカトロニクス市場が減速しているため、株価の反発は緩やかになっていると予想されます。