目次
「株価・業績から見るレーザーテック株式会社」
・第1四半期は増収増益
・財務状況は良好
・株価は長期的に上昇トレンド
貸借対照表
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
自己資本比率 | 62.8 | 44.0 |
流動比率 | 216.1 | 156.1 |
自己資本比率は40%を超えており、良好です。流動比率も150%と良好と言えます。しかし、昨年に比べ、大幅に財務状況が悪化していることが気になります。次の決算報告はしっかりと確認する必要があります。
損益計算書
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
売り上げ高 | 21479402(百万円) | 25601319(百万円) |
営業利益 | 5740322(百万円) | 8864902(百万円) |
四半期純利益 | 4296228(百万円) | 6310102(百万円) |
コロナウイルスの影響により、スマートフォンなどのコンシューマー製品の需要は減速しています。その一方で、リモートワークやeコマースは追い風となっており、関連各社の設備投資が拡大しています。その結果、売り上げ、営業利益ともに昨年比で増加しています。
キャッシュフロー計算書
前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | |
営業活動 | 6841027(百万円) | 18355358(百万円) |
投資活動 | △890049(百万円) | △1894256(百万円) |
財務活動 | △1714872(百万円) | △2799401(百万円) |
営業利益が増加したことに加え、その他もろもろの資産が多額の資産収入があったため、営業活動は昨年比で増加しています。ま
有形無形固定資産の取得により、投資活動は支出超過となっています。
主に配当金の支払いにより、財務活動は支出超過となっています。
1年間の株価チャート
(引用)株式会社SBI証券
きれいな右肩上がりの上昇トレンドです。コロナウイルスの影響により、一度下落しましたが、需要増加の期待から大きく値上がりしています。直近では、利益確定の売りに加えて、アドバンテストが思ったよりも業績が伸びなかったことから、つられ安となって調整局面に入っています。
まとめ
1.第1四半期は前年同期比増収増益
2.財務状況は良好
3.株価は長期的に上昇トレンド
参照・引用
公式HP:https://www.lasertec.co.jp/