【業界別徹底解析】就職偏差値順に企業分析をしてみよう!!【有報まとめ】
就職偏差値ってなに?
◎企業の知名度や求人倍率などを加味し、内定を得る難易度を簡易的に決めたもの
就職・転職を開始するときに、努めたい企業を決めるための参考になる一つの資料です。
就職偏差値は過去に作られた資料(2ch)が基になっており、今は存在しない企業や社名変更している企業もたくさん残っています。
時代の流れが速く、M&Aが盛んな現代では、盲目的に就職偏差値を信じ過ぎることは危険ですので、使用法には注意が必要です。
もんちゃる~下剋上就活~では世の中に出回っている就職偏差値ランキングに手を加えたものを掲載しています。
就職偏差値ってどうやって決めてるの?
就職偏差値は下記の基準などを総合して決定しています。
- 学歴フィルター
- 企業の規模
- 企業の知名度
- 企業の人気度
- 必要とされる技術(資格・TOEICなど)
基準はややあいまいなところが多い傾向です。
やはり、就職偏差値を信じ過ぎるのは良くないですね。
就職偏差値ランキング
もんちゃる~下剋上就活~では、有価証券報告書を基に企業研究を行っています。
就職偏差値ランキングの順にまとめを掲載していますので、企業名をクリックして詳細をご覧ください。
ページ下部には、業界別の就職偏差値ランキングもまとめています。
文系総合就職偏差値
Sランク
【69】国際協力銀行 日本銀行 野村證券(GM) 三井不動産 三菱地所
【68】東京海上日動 ドリームインキュベーター 日本政策投資銀行 日本テレビ 日本取引所 野村証券 三菱総研
【67】講談社 小学館 集英社 テレビ朝日 電通 日本生命 野村AM フジテレビ 三菱商事 みずほ証券 みずほフィナンシャルグループ SMBC日興証券
【66】第一生命 大和証券 日本郵船 博報堂 三井物産 三菱東京UFJ 三菱UFJモルガンスタンレー TBS
【65】アセットマネジメントOne 伊藤忠商事 経営共創基盤 経団連 コーポレートディレクション 商船三井 住友商事 大和投資信託委託 テレビ東京 トヨタ 日本財団 三菱UFJ国際投信 JA共済 JICA JR東海 NHK
Aランク
【64】朝日新聞 共同通信 INPEX ジャフコ 準キー放送局 日本製鉄 大和住銀投信投資顧問 日経 ニッセイアセットマネジメント 日本経営システム 日本証券金融 日本M&Aセンター 任天堂 丸紅 三井住友アセットマネジメント 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 読売新聞 ENEOS
【63】旭硝子 味の素 出光興産 サントリー 証券保管振替機構 信越化学 全国銀行協会 損保協会 中部電力 東急不動産 東京ガス ドコモ 日本証券業協会 日本相互証券 農林中央金庫 ホンダ 三井住友トラストアセットマネジメント 三菱重工 JFEスチール NTTデータ経営研究所
【62】小田急 キリン 京王 経済同友会 住友不動産 損害保険料率算出機構 東急 日産 日本総研 東京電力 東京建物 阪急 三菱ケミカル 三菱UFJ信託J R東日本 JRA
【61】アサヒ 上田八木短資 川崎汽船 時事通信 住友化学 世界貿易センター セントラル端子 大阪ガス 中日新聞 東京短資 東京流通センター 日清製粉 日本生命 バンダイ 日立コンサルティング 富士フィルム 毎日新聞 みずほ情報総研 JR西日本
【60】花王 サッポロ 資生堂 首都高速 住友電工 双日 デンソー トーア再保険 東宝 豊田通商 日揮 日本郵便 JASRAC JT KDDI R&I
Bランク
【59】産経新聞 電源開発 NEXCO中日本 NTTデータ 東レ 富士ゼロックス 川崎重工業 コマツ 森トラスト キーエンス キャノン ANA 三井住友信託 武田薬品 三菱マテリアル 三菱東京UFJ銀行 預金保険機構 生命保険協会 信託協会 JA共済 信金中央金庫 シグマクシス ヤマハ 関西電力 日立
【58】SMBC 日本政策金融公庫 三井住友海上 損保ホールディングス 第一生命 3Mジャパン 日東電工 森ビル NEXCO東日本 NEXCO西日本 三菱倉庫 メタルワン 神戸製鋼 伊藤忠丸紅鉄鋼 旭化成 IHI 三井化学 三菱電機 ADK ソニー ブリヂストン プルデンシャル生命 アビームコンサルティング キッコーマン ヤクルト ハウス食品 松竹 エイベックス
【57】あいおいニッセイ同和 明治安田生命 住友生命 商工中金 ゆうちょ銀行 NTT東日本 NTT西日本 野村不動産 阪神高速 JX金属 豊田自動織機 リコー NTTコミュニケーションズ クラレ 帝人 富士通総研 日本能率協会コンサルティング SBIC 三井不動産ビルマネジメント 三菱地所ビルマネジメント オリエンタルランド 吉本興業
【56】JR九州 昭和電工 古河電工 島津製作所 ニコン 鹿島 住友金属鉱山 宇部興産 住友倉庫 ソフトバンク かんぽ生命 パナソニック 富士通 日本総研 新生銀行 JCB マネックス QUICK NTTファシリティーズ サンシャインシティ 東京ビックサイト 村田製作所
【55】りそな銀行 あおぞら銀行 日本製紙 日本板硝子 大陽日酸 積水化学 バンナム 三菱ガス化学 YKK オムロン アドバンテスト コニカミノルタ 東芝 NEC 明治製菓 大林組 清水建設 竹中工務店 三井倉庫 コナミ セガ オリックス 野村証券
理系総合就職偏差値
SSランク
【70】IBM Google Intel JAXA
Sランク
【69】上位研究所(MRI/NTT持株/豊田中研/鉄研/電中研/産総研)
【68】NHK
【67】ENEOS JR東海 Microsoft
【66】ドコモ 日本製鉄 INPEX TV局 武田薬品
【65】JR東日本 サントリー 味の素 アサヒ キリン 東京ガス 昭和シェル石油 旭硝子 ANA 日揮 三菱重工 第一三共 キーエンス トヨタ
Aランク
【64】JR西日本 日清製粉 三菱ケミカル 信越化学 日産 JFE アステラス エーザイ 任天堂
【63】JT 電源開発 大阪ガス 中部電力 出光興産 住友鉱山 住友電工 JX金属 コマツ 日立 KDDI 東レ 住友化学 千代田化工 キヤノン ホンダ JAL 川崎重工 富士フイルム
【62】ニコン 資生堂 ユニ・チャーム 東邦ガス 関西電力 豊田自動織機 ファナック 花王 SCE HP 日本IBM NTTデータ ソニー 三井化学 旭化学 ゼロックス IHI 明治 三菱マテリアル 三菱電機 デンソー
【61】昭和電工 日本板硝子 東洋エンジニアリング NTTコミュニケーションズ 大成建設 鹿島 大林組 竹中工務店 清水建設 帝人 JSR 東京エレクトロン ヤフー サッポロ 王子製紙 古河電工 三井金属 神戸製鋼 NRI 日東電工
【60】NTT西日本 NTT東日本 HOYO ダイキン 日本製紙 コニカミノルタ 富士通 住友重機械 カシオ DIC SCREENホールディングス 宇部興産 積水化学 マツダ 森永製菓 クラレ 大陽日酸 リコー パナソニック
Bランク
【59】セイコーエプソン ヤマハ発動機 ブリヂストン テルモ DNP 凸版 クボタ 日鉄日新製鋼 村田製作所 浜松ホトニクス 日立ハイテク 日立金属 フジクラ 三菱瓦斯化学 東ソー カネカ 住友ベークライト 島津製作所
【58】富士重工 京セラ オリンパス オムロン 東芝 NEC アイシン 住友ゴム スズキ 大同特殊鋼 DOWA 日本軽金属 トクヤマ 日本電気硝子 日本触媒 日本ゼオン 日産化学 関西ペイント ブラザー工業
化学メーカー
◎業界動向
自動車産業に次いで、経済産業省が基幹産業に位置付けているのが化学産業だ。
海外メーカーと比較すると、規模は小さいとされるが、日本の化学企業は非常に高い技術力を誇っている。
リチウムイオン電池など高付加価値商品は海外でも高いシェアを誇り、今後の成長にも期待できる。
また、ニッチ分野の商品を扱うキラリと光る中小企業が多いのも特徴で、大手にも引けを取らない給料水準の企業も多い。
現在、世界ではマイクロプラスチック問題など新たな課題が浮上しており、日本の技術力が世界を席巻するかもしれない。
◎待遇
給料水準はトップクラスとまではいかないが、日本の平均年収以上の高水準であることは間違いない。
BtoB(Business to Business:企業を顧客とするビジネス)の企業が多く、営業職はルート営業が中心となる。
福利厚生がしっかりしているホワイト企業も多くおすすめの業界だ。
ホワイト企業が多いにも拘わらず、BtoBビジネスモデルのため名の知れた企業が少なく、競争率は比較的低い傾向にある。
そんな魅力的な化学業界に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
自動車/自動車部品メーカー
◎業界動向
言わずと知れた日本の基幹産業である自動車産業。
しかし現在、テスラを筆頭とする海外の電気自動車が台頭してきており、業界再編が加速している状況。
電気自動車へ変遷すれば、これまで自動車に使用されてきたエンジンを中心とする多くの部品が必要なくなる。
それ故に、必要な人材も自ずと減り、雇用の確保が確保できなくなっているのが実情。
あのトヨタ自動車でさえ、「終身雇用はもう無理だ」と声明を出すほど。
造船、鉄鋼、繊維のように、衰退の一途をたどるのか、新しいテクノロジーを取り入れ海外でさらにシェアを伸ばすのか注視が必要。
◎待遇
待遇もこれまで通りの就職できれば将来安泰とはいかなくなる可能性は高い。
トヨタ、ホンダを除く多くの自動車メーカーが業績を落としているのが現状。
業績が落ちれば、もちろん待遇も悪くなり、想像とは違った結果となってしまうだろう。
一方で、新しいテクノロジーをどんどん取り入れるため、若い優秀な技術が求められている。
若いうちから実力重視の給与体系に変貌してきており、年功序列の他業界よりも仕事ぶりが給料に直結しやすくなる可能性も高い。
そんな魅力的な自動車業界に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
重工業/機械メーカー
◎業界動向
かつて世界を席巻していた造船業を中心としたスケールの大きなモノを製造しているのが重機械産業。
現在は原子力などの発電施設、産業プラント、宇宙などが幅広い事業がこの産業に含まれる。
現在は、発展途上国の発展に伴い建設機械が好調で海外シェアを大きく伸ばしている。
また、IoTの導入にも積極的で、産業用ロボットも大きく成長し始めている。
◎待遇
幅広い分野が含まれる分野が含まれる重機械業界。
造船のような低迷を続ける分野もあれば、産業用ロボットのような成長を続ける分野もある。
かつて重機械産業を支えた分野は高齢化が進み、見た目の平均年収が高くなっている場合も多いので、注意が必要である。
こういった企業は、持株会社に移行している場合が多く、役職者と新卒者のみの少人数で構成されており、本来の待遇とはかけ離れている場合もある。
しっかりと企業研究することで、まだまだ成長余地を残す、ホワイト企業を探し出そう。
そんな魅力的な重機械産業に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
電気/電子メーカー
◎業界動向
日常生活に欠かせない生活家電やそれらを構成する製品を製造する電気機器/電子産業。
電気機器/電子業界も家電、OA機器、半導体、重電など幅広い製品がこの産業に含まれている。
かつては日本を牽引した家電メーカーだが、海外勢に押され厳しい状況。
シャープ、東芝など破綻し始める企業もふえているのが現状。
一方で、ソニーのように再生し、再度注目を浴びる企業もある。
半導体、重電メーカーが好調な一方、家電メーカーは苦しい状況という構図。
◎待遇
かつては松下(Panasonic)、シャープに就職すれば将来安泰といわれたが、その幻想は崩れている。
電気機器メーカー、特に家電メーカーはブラック企業として報道されることも多い。
企業規模が大きく、方向転換がしにくいため、昔ながらの風土が残ってしまうのが要因のよう。
有名企業だからと就職してみると、ブラック企業だったということがあるので注意が必要。
一方、半導体、重電は絶好調だが、これらはBtoBビジネスモデルの企業が多いので、ホワイト企業であるにもかかわらず、見逃されることも多い。
企業名だけにつられず、企業研究を行うことで、学歴が足りなくてもホワイト企業に就職できる可能性も高い業界でもある。
そんな魅力的な電気機器/電子産業に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
建設メーカー
◎業界動向
スーパーゼネコンを筆頭に日本の建物、インフラを支えるのが建設業界。
東日本大震災の復興、東京オリンピックと特需が続き絶好調だったが、コロナウイルス感染拡大の影響を受け民間の設備投資が減少。
今後も大阪万博、IR関連、リニア新幹線など需要は継続するだろうが、日本は人口減少が進んでいるため、楽観視はできない。
◎待遇
建設業界はスーパーゼネコンを筆頭に、平均年収が高いことが魅力。
一方、人手不足の状況が続いており、長時間労働が常態化している企業も多い。
人手不足のため、就職するチャンスも多くあると考えられる。
若いうちから高給取りになりたい方には魅力的であるといえるだろう。
そんな魅力的な建設業界に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
食品メーカー
◎業界動向
生活になくてはならない食を扱うのが食品業界。
BtoC(Business to consumer:消費者を顧客とするビジネス)が多く、名の知れた企業がたくさんある。
現在は、植物肉や昆虫食、トクホなど新たな分野も注目されており、海外に活路を見出そうとしている。
しかし、日本は少子高齢化社会であり、消費量が年々減っているのが実情。
決して楽観しできるような状況ではないことに注意しておきたい。
◎待遇
食品業界は名の知れた企業が多く、志望先に選択する方も多いだろう。
他業界とは違い毎日自分の作った製品を見る機会があり、強いやりがいを感じることができるだろう。
しかし、実態は就職難易度が高いわりに、平均年収は他業界と比較して低いのである。
海外に進出している華のあるトップ企業のイメージが強いため、ホワイト企業の多い印象がである。
一方で、小規模企業は苦しくなってきている実情もあり、業績を調べておかないと痛い目にあうだろう。
だが、食は絶対になくなることはなく、安定した産業であることは間違いない。
そんな魅力的な食品産業に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
商社
◎業界動向
取引の仲介役を担い、ビジネスを大きく動かしていくのが商社だ。
商社は幅広い分野の商材を扱う総合商社と化学・機械・鉄鋼など特定の商材を扱う専門商社に分かれる。
国内の専門商社は飽和しており、M&Aが続き、業界再編が進んでいるのが商社業界だ。
◎待遇
若いうちから高い給料が得られるのが魅力の商社。
一方で、高い能力が必要かつ激務であることも知られている。
とにかく、お金を稼ぎたい人におすすめなのがこの業界だ。
そんな魅力的な商社業界に属する企業について詳しく知りたい方は下記からどうぞ!!
アパレル業界
◎業界動向
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大打撃を受けているのがアパレル業界です。
外出機会の減少により、ファッションへの関心が薄れファストファッションにも陰りが見えています。
近年では、経営破綻する企業も増えており、アパレル業界は厳しい状況です。
その一方で、ファーストリテイリング(ユニクロ)のように海外進出を進め、どんどん企業規模を拡大する企業もあります。
アパレル業界を志望する方は業績の確認が必須ですね。
◎待遇
アパレル業過は他の業界と比較し、給料はかなり低い傾向にあります。
現在は新卒採用を行っていない企業も多く、中途採用の即戦力が求められています。
業績と共に、待遇も右肩下がりとなっており、給料度外視でアパレルが好きな方以外はオススメしづらいです。
鉄鋼・非鉄金属業界
◎業界動向
比較的安定した需要があるのが鉄鋼・非鉄金属業界です。
国内だけ見ると、一見需要が少なく衰退している業界に見えます。
しかし、世界的には需要は増加しており、日本企業が世界トップシェアを誇る分野も存在します。
また、現在世界は脱炭素社会を目指しており、これがこの分野の追い風になっています。
電池の材料や車体重量を減らすための合金など、需要が増えているのです。
安定していることに加え、今後の成長の可能性も秘めている業界が鉄鋼・非鉄金属業界なのです。
◎待遇
鉄鋼・非鉄金属業界は安定しており、年収も平均以上で好待遇です。
国内の金属需要は衰退傾向にあるので、全ての企業で現在の待遇がずっと続くかはわかりません。
ですので、しっかりと業績を確認し、海外進出して高シェアを確保している企業を探すことが重要です。
ホワイト企業と呼ばれる企業が比較的多い業界だと思いますが、今後企業間で差が出てくると考えられるので、業績はしっかりと確認しておきましょう。
製薬業界
◎業界動向
コロナウイルス感染拡大の影響を受け、急速に成長しているのが製薬業界です。
薬価価格の改定により、国内市場は縮小傾向ですが、M&A戦略など大規模な海外事情に乗り出す企業が増えています。
バイオ医薬品の進歩やAI技術の活用など、今後の急速な成長に期待できる業界だと思います。
人を救うやりがいのある仕事に就きたい方は、ぜひ検討してみるべきだと思います。
◎待遇
とにかく年収が高いのが製薬業界です。
年収が高く、さらに福利厚生が充実している企業が多いのも特徴です。
また、MRなどは高学歴でなくとも採用してもらえる可能性があり、多くの人にチャンスがあります。
一方で、激務や長時間労働になりがちで、ライフワークバランスはとりにくい傾向にあります。
市販薬を扱う企業・病院に薬品を売る企業など、顧客の違いによって働き方が大きく異なるので、企業研究が重要です。
製薬企業についても、成長企業と衰退企業が大きく分かれているので、業績は大きく異なるので、しっかりと確認するようにしましょう。
紙・パルプ業界
◎業界動向
新聞・雑誌などがネットの世界に取り込まれていく中で、苦しいと思われがちなのが紙・パルプ業界です。
しかし、紙・パルプ業界でも段ボールやティッシュなど伸びている商品もあります。
また、脱プラスチックの流れから、スターバックスでストローが紙製に代わるなど、再注目されています。
加えて、最先端素材としてセルロースナノファイバー(CNF)も注目されており、自動車・日用品・食品など幅広い分野で使われ始めています。
そんな、斜陽業界と思われがちだが、可能性もたくさん秘めている紙・パルプ業界の研究をしてみよう。
◎待遇
紙・パルプ業界の平均給与は高いとは言えないが、日本の上場企業の平均といったところだろう。
どちらかといえば業界は縮小傾向にあるため、印刷用紙や新聞などを扱っていた企業は業績を落としている。
一方で、段ボールを扱う企業が伸びていたり、化学やデジタル事業に軸足を移し始めている企業の業績は伸びている。
企業名だけで入ってしまうと右肩下がりで苦しい企業も出てきているので、業績や企業研究をしないとどんどん待遇が悪くなる可能性もある。
この業界を志望するなら、業績調査・企業研究は必須だ。
ドラックストア業界
◎業界動向
M&Aが加速し業界再編が起こっているのがドラックストア業界です。
これまでは大手により中小企業が買収される形が主流だったが、現在は大手同士の統合も起こっています。
また、食品分野にも進出する企業が増えており、スーパーのような業態になっている状態です。
企業によって、処方箋に力を入れていたり、食品に力を入れていたりと、成長戦略が大きく違います。
今後も成長が期待されるドラックストア業界の業界研究をしてみてはいかがでしょうか。
◎待遇
ドラックストア業界は業種や雇用形態によって大きく異なります。
平均年収は633万となっていますが、薬剤師として雇われている方も含まれているため、給料に大きく差が出ます。
また、土日出勤や店舗の閉店時間まで働く必要があるため、一般的な企業とは就業美や時間が大きく異なるのも特徴です。
各企業の採用形態や福利厚生はしっかり確認しておくようにしましょう。
日用品業界
◎業界動向
常に一定の需要があり、安定した売り上げを上げているのが日用品業界です。
コロナウイルス感染拡大の影響により、衛生意識が高まったことで需要が高まりました。
しかし、国内は人口減少の影響により、市場は縮小傾向にあります。
一方で、世界規模で見ると、人口は増加傾向にあり、まだまだ伸びしろはあります。
海外市場にチャレンジしている企業など、業績を伸ばしている企業を探してみましょう。
◎待遇
日用品メーカーは需要がある程度安定していることから、現状ホワイト企業と呼ばれる企業が多いです。
しかし、国内は人口減少の一途をたどっており、市場は縮小傾向は今後も続くと考えられます。
海外市場に出ている企業と国内のみの企業で今後の待遇に差が出てくることは必然といえます。
しっかりと企業研究を行い、今後も給料・待遇が良くなるもしくは維持できそうな企業を探索しましょう。
日用品業界
◎業界動向
市場規模が年々拡大しているのが、物流業界です。
新型コロナウイルス感染拡大やインターネットの進歩により、その進歩はさらに加速しています。
一方、長時間労働になりやすい業界でもあり、働き手の不足が常に叫ばれています。
今後は、ロボットや自動運転、またAIなどの最新テクノロジーが導入され、労働環境は改善されていくでしょう。
◎待遇
長時間労働の割に、年収も低く常に人材不足で、なかなか労働環境が改善されにくいのが物流業界です。
一方で、特別な専門性を持たなくても働くことができ、とにかく体力に自信がある方にはおすすめの業界です。
今後は、自動運転だけでなくドローンの導入が考えられ、働き方が大きく変化する可能性もあり、待遇も変わってくる可能性があります。