目次
「株価・業績から見る株式会社アドバンテスト」
・第1四半期は増収減益
・財務状況は優良
・株価は長期的に上昇トレンド
貸借対照表
前連結会計年度 | 当第1四半期連結累計期間 | |
自己資本比率 | 65.1 | 65.2 |
流動比率 | 340.4 | 352.5 |
自己資本比率は60%を超えており、かなり優良です。また、流動比率も300%を超えており、かなり優良です。素晴らしい財務状況ですね。
損益計算書
前第1四半期連結累計期間 | 当第1四半期連結累計期間 | |
売り上げ高 | 66165(百万円) | 66725(百万円) |
営業利益 | 15160(百万円) | 13458(百万円) |
四半期純利益 | 12084(百万円) | 10550(百万円) |
売り上げは増収となっていますが、営業利益は減益となっています。コロナウイルスの影響により、在宅勤務など室内で生活する時間も増え、半導体需要は増加すると予想されていました。そのため、その検査装置を製造しているアドバンテストは業績が大幅に伸長すると予想されていました。しかし、営業利益が伸び悩んだため、期待を裏切る結果となってしまいました。
キャッシュフロー計算書
前第1四半期連結累計期間 | 当第1四半期連結累計期間 | |
営業活動 | 3327(百万円) | 9754(百万円) |
投資活動 | △1526(百万円) | △3018(百万円) |
財務活動 | △8412(百万円) | △7933(百万円) |
法人税の減少や営業債権およびその他債権の減少により、営業活動は増加しています。
有形固定資産の取得により、投資活動は支出超過となっています。
主に配当金の支払いにより、財務活動は支出超過となっています。
1年間の株価チャート
(引用)株式会社SBI証券
コロナショックで大きく暴落しました。しかし、需要が期待されたため、大きく上昇して高値を更新していました。しかし、決算の結果が期待ほど良くなかったため、失望感により大きく暴落しています。しかし、今後も需要があり、財務状況もいい企業であるため、下落時に少しずつ拾っていく戦略もありだと思います。
まとめ
1.第1四半期は前年同期比増収減益
2.財務状況は優良
3.株価は長期的に上昇トレンド
参照・引用
公式HP:https://www.advantest.com/ja/
関連情報
【2021年3月期第1四半期有価証券報告書】株価・業績から見る株式会社アドバンテスト【投資/企業研究】