【2020年第1四半期有価証券報告書】株価・業績から見る信越化学工業株式会社【投資/企業研究】

「株価・業績から見る信越化学工業株式会社」

・第1四半期は減収
・財務状況は優良
・株価は長期的に上昇トレンド

貸借対照表

前連結会計年度当第1四半期連結累計期間
自己資本比率82.183.6
流動比率482.9551.0

自己資本比率は80%を超えており、超優良です。また、流動比率も500%を超えており、かなり優良です。財務状況については、言うことなしですね。素晴らしいです。

損益計算書

前第1四半期連結累計期間当第1四半期連結累計期間
売り上げ高386211(百万円)359339(百万円)
営業利益107502(百万円)90937(百万円)
四半期純利益84949(百万円)69821(百万円)

売り上げ、営業利益ともに昨年比で減少しています。コロナの影響が原因のようですが、想像より大きく崩れたということはないように思います。

キャッシュフロー計算書

前第1四半期連結累計期間当第1四半期連結累計期間
営業活動801(百万円)599(百万円)
投資活動△1434(百万円)288(百万円)
財務活動△530(百万円)△462(百万円)

営業利益が減少したことに加え、法人税の支払いが増加したため、営業活動は昨年比で増加しています。

定期預金の引き出しにより、投資活動は支出超過となっています。

主に配当金の支払いにより、財務活動は支出超過となっています。

1年間の株価チャート

 (引用)株式会社SBI証券

コロナショックで大きく暴落しました。しかし、需要が期待されたため、コロナ前の水準まで戻しています。直近の決算の結果が減収減益だったため、大きく下落しました。財務状況はかなり優良ですので、落ちてきたところを拾っていく作戦もありかと思います。

まとめ

1.第1四半期は前年同期比減収減益
2.財務状況は優良
3.株価は長期的に上昇トレンド

参照・引用

公式HP:https://www.shinetsu.co.jp/jp/

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