「ファナック株式会社ってどんな会社?」
・工作機械用数値制御装置世界トップ
・産業用ロボなども製造
・富士通/NTTコムとクラウドサービス会社設立
会社概要
設立 1972年
従業員数 単体4,018名 連結8,164名
資本金 690億円
事業区分
ファナック株式会社は主に4つの事業から成り立っています。
・ファクトリーオートメーション事業
・ロボット事業
・ロボマシン事業
・サービス事業
就活情報
平均年収:1216万(平均年齢:40.3歳)
初任給
■修士了 267,600円
■学部卒 255,750円 (高専専攻科を含む)
■高専卒 199,750円 (本科)
選考
エントリー → 工場見学 → 面接2回
事業詳細
ファクトリーオートメーション事業
CNCシステム、レーザーなどの製造・販売を行っています。
CNCシステムの主要顧客である工作機械業界において、米中貿易摩擦の影響などを受け、中国市場での機械需要が落ち込んだほか、中国市場に大きく依存している台湾においても機械需要が落ち込んでいます。日本国内や欧州についても、設備投資抑制の動きを受け、需要が落ち込んでいます。世界的に、機械需要への影響が大きい自動車関連への投資が冷え込んでいる状況です。
以上の結果より、売り上げは1432億円で減収となっています。
ロボット事業
ロボット、ロボットシステムなどの製造・販売を行っています。
アメリカでは堅調に推移しています。国内では自動車産業向けが若干増加した一方、一般産業向けは若干減少しています。中国や欧州では、自動車産業向けおよび一般産業向けともに低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは2024億円で減収となっています。
ロボマシン事業
ロボドリル(小型切削加工機)、ロボショット(電動射出成形機)、ロボカット(ワイヤカット放電加工機)、ロボナノ(超精密加工機)などの製造・販売を行っています。
ロボドリル
IT関係の一時的需要がほぼなくなったため、自動車産業向けへの拡販に注力していますが、思うように伸びていない状況となっています。
ロボショット
自動車部品、IT関係、医療市場向けに粘り強く拡販していますが、低調に推移しています。
ロボカット
中国市場を中心に需要が減少しており、低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは749億円で減収となっています。
サービス事業
サービス体制の強化、IT技術の積極的な導入による効率アップ、サービス技術向上、サービスツールの拡充に努めています。
以上の結果より、売り上げは876億円で減収となっています。
(参照)2020年3月期有価証券報告書
まとめ
1.工作機械用数値制御装置世界トップ
2.産業用ロボなども製造
3.富士通/NTTコムとクラウドサービス会社設立
参照・引用
公式HP:https://www.fanuc.co.jp/index.html