「日本製鉄株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Aランク
・粗鋼生産量世界3位
・2022年春セメントを分離
会社業績
(引用)SBI証券
会社概要
設立 | 1950年4月1日 |
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資本金 | 4,195億円 |
従業員 | 106,226名(連結) 29,579名(単体) |
売上高 | 4兆8,292億円(連結)※2021年3月 |
事業区分
日本製鉄株式会社は主に4つの事業から成り立っています。
・製鉄事業
・エンジニアリング事業
・ケミカル&マテリアル事業
・システムソリューション事業
就活情報
平均年収:613万(平均年齢:37.2歳)
初任給
修士グローバル職 | (月給)243,000円 |
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大卒グローバル職 | (月給)218,000円 |
高専グローバル職 | (月給)195,000円 |
選考
エントリー → WEBテスト(オリジナル) → 面接8回
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事業詳細
製鉄事業
・条鋼、鋼板、鋼管、交通産機品、特殊鋼、鋼材二次製品、銑鉄・鋼塊などの 製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・上期の鉄鋼需要は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内外ともに急激に減少。
・下期は、国内においては、自動車をはじめとした製造業向けを中心に回復したが、新型コロナウイルス感染拡大前に対しては低位にとどまりまった。
・新型コロナウイルス感染症の影響による鉄鋼需要の変化に対しては、高炉の一時休止・再稼働等の生産対応、BCP(事業継続計画)の実行、臨時休業の実施、営業キャッシュ・フローの悪化を踏まえた対策等に迅速かつ適切に取り組んだ。
・鉄鋼需要の減少に伴う生産・出荷数量減少の影響は、前期に対して△2,490億円となり、大幅な減益要因となった。
エンジニアリング事業
・製鉄プラント、産業機械・装置、工業炉、資源循環・環境修復ソリューション、環境プラント、水道工事、エネルギー設備プラント、化学プラント、タンク、陸上・海底配管工事、エネルギー関連ソリューション、海洋構造物加工・工事、土木工事、鋼管杭打工事、建築総合工事、鉄骨工事、トラス、システム建築製品、免震・制振デバイスなどの製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・社会・環境の変化をより広く捉え、スピード感を持ってマーケットに対峙しニーズに応えていくため、事業部を廃止し、より広い事業分野を束ねる事業推進管理体制であるセクター制を導入。
・製鉄プラントセクターは、高炉改修案件の完工や大型案件の着実なプロジェクト実行管理により、563億円と前期(550億円)に対して増加。
環境・エネルギーセクターは、海外海洋ではタイのガス田開発案件の進捗により前期比で売上増となりましたが、電力での規模減少等があり、1,931億円と前期(2,149億円)に対して減少。
・都市インフラセクターは、大型物流倉庫を中心に堅調な受注環境が継続し、着実にプロジェクト管理を行ったことにより761億円と前期(739億円)に対して増加。
ケミカル&マテリアル事業
・ピッチコークス、ピッチ、ナフタリン、無水フタル酸、カーボンブラック、スチレンモノマー、ビスフェノールA、スチレン系樹脂、エポキシ系樹脂、無接着剤FPC用銅張積層板、液晶ディスプレイ材料、有機EL材料、UV・熱硬化性樹脂材料、圧延金属箔、半導体用ボンディングワイヤ・マイクロボール、半導体封止材用フィラー、炭素繊維複合材、排気ガス浄化用触媒担体などの製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・新型コロナウイルスの感染拡大による影響で世界的に景気が低迷するなか、上期は厳しい収益状況となりましたが、下期においては事業環境が改善し、コスト削減等の収益改善努力や退職金制度変更等の影響もあり、通期では黒字を確保。
・コールケミカル事業は、主力の黒鉛電極向けニードルコークスの需要低迷が継続し、260億円と前期(490億円)に対して減少。
・化学品事業では、昨年初めから低迷していたスチレンモノマーやビスフェノールAの市況が下期に入って回復したが、売上収益は760億円と前期(930億円)に対して減少。
・機能材料事業では、半導体関連材料や液晶ディスプレイ用材料の販売が年度を通じて堅調に推移したことに加えて、年度当初低迷したスマートフォン向け材料の販売が回復に転じ、600億円と前期(560億円)に対して増加。
・複合材料事業では、炭素繊維による土木・建築分野向け補強材料が過去最高の年間売上を記録するとともに、エポキシ樹脂も車載機器及び半導体パッケージ基板向けに販売を伸ばし、170億円で前期(180億円)並。
システムソリューション事業
・コンピュータシステムに関するエンジニアリング・コンサルティング、ITを用いたアウトソーシングサービスその他の各種サービス の提供
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動水準が厳しい状況にあるなかで、新しい働き方へのITニーズに対してデジタルワークプレースソリューションの提供。
・お客様のDXの推進を支援するため、デジタルイノベーション共創プログラムの提供や製造・エネルギー業界を中心としたローカル5Gソリューション及びIoXソリューションの推進等に取り組んだ。
・業務ソリューション事業は、金融分野向けにおける規制対応案件等の増加に加えて、産業、流通・サービス分野向けにおいて主に小売・輸送向け等が堅調だったが、製造業向けの大型基盤案件、公共分野における官公庁向けの基盤案件及びテレコム分野向けのITプロダクトの反動減等により、1,622億円と前期(1,800億円)に対して減少。
・サービスソリューション事業は、ITインフラ分野向けにおいて主にITプロダクト等の減少、また鉄鋼分野においては前年度の当社の商号変更対応及び製鉄所組織の統合・再編成案件の反動減等により、897億円と前期(947億円)に対して減少。
研究開発
研究開発TOPIX
高機能製品
薄板
・「自動車の進化を支える超高強度鋼板加工技術の開発」で第53回(令和2年度)市村産業賞貢献賞を受賞。
・超ハイテン鋼板の供給体制を強化するため、東日本製鉄所君津地区第6CGLの商業運転を開始。
・ブリキ、ティンフリースチール、ラミネート鋼板の3製品において、国際規格ISO14025に準拠した一般社団法人サステナブル経営推進機構による「エコリーフ」環境ラベルの認証を取得。
・新商品「FeLuce®(フェルーチェ)」(ヘアライン調電気めっき鋼板)が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。当社の薄板製品としては初めての受賞
厚板
・衝突安全性に優れる船舶用高延性厚鋼板「Nsafe®-Hull」を開発。
鋼管
・優れた商品開発力や高い納期遵守達成、サプライチェーン全体でのコスト削減、共同研究による20件以上のプロジェクト実績等が評価され、ロイヤルダッチシェルグループより石油・ガス掘削事業への貢献度の高いサプライヤーに対して与えられる「サプライヤーオブザイヤー(Equipment Supplier of the year)」を住友商事㈱と共同で受賞。
棒線
・従来鋼に比べて靭性と対水素脆性を改善し、さらに低合金化にも成功した低合金高強度懸架ばね用鋼「RIDESWELL®」を開発。
建材
・圧延プロセスを改善し、大断面サイズを中心とした「ハイパービーム®(外法一定H形鋼)」のサイズメニューを拡充し、「メガハイパービーム™(MEGA NSHYPER BEAM™)」として2020年4月より販売を開始。
チタン
・チタン製品ブランド「TranTixxii®」の採用が広がっています。「TranTixxii®」は屋根材として、小田急電鉄片瀬江ノ島駅の新駅舎屋、弘前レンガ倉庫美術館と新潟県上越市の八坂神社に採用された。
交通産機品
・新幹線用新型ブレーキパッドの開発で2020年度機械学会関西支部技術賞を東海旅客鉄道㈱と共同で受賞。
製鉄プロセス
・「新型高精度平坦度計を用いた高強度熱延鋼板製造技術の開発」で令和2年度文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)を受賞。
・室蘭製鉄所構内において製銑設備を保有する北海製鉄㈱の第2高炉を昨年7月に吹き止めし改修工事を実施してきたが、本年11月に火入れを行い、稼働を再開。
・昨年7月に富山大学、千代田化工建設㈱、日鉄エンジニアリング㈱、ハイケム㈱及び三菱商事㈱と共同でNEDOの「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/化学品へのCO2利用技術開発」に応募し、採択された。
・京都大学、公益財団法人高輝度科学研究センター及び信州大学と共同で従来の吸着材とは異なるゲート型吸着材を活用した二酸化炭素の高効率分離システムを提案。
・製鉄所での設備状態監視基盤の構築に向けて、日本電気㈱のAI分析ソフトウェア「NEC Advanced Analytics – インバリアント分析」を採用し、製鉄製造現場におけるデジタルトランスフォーメーションを加速。
・日鉄ソリューションズ㈱は室蘭製鉄所において、製鉄製造現場における自営無線網の適用検証を共同で開始。
スラグ・セメント
・鉄鋼スラグ製品「カルシア改質材」が函館港の西防波堤補強工事に活用されている。
・北海道古宇郡泊村及び古宇郡漁業組合と共同で2019年11月に古宇郡泊村地区に鉄分供給鉄鋼スラグ製品「ビバリー®ユニット」を埋設し、磯焼けで藻場が失われた海域を再生する「海の森づくり」をスタートしている。
エンジニアリング
製鉄プラント
・共研を中心とした先進的製鉄プロセス関連の開発。
環境プラント
・溶融炉競争力強化、土壌浄化技術の開発。
エネルギー
・オンサイト発電の高効率化/操業支援。
海洋
・海底パイプライン敷設の自動化・高速化・高品質化。
建築
・免制震デバイス商品の開発、次世代商品の探索。
陸上パイプライン
・陸上パイプライン溶接技術の開発。
ケミカル&マテリアル
・コールケミカル製品、化学品、機能材料、複合材料等に関する研究開発。
システムソリューション
・システムの構築・運用における品質及び生産性の向上。
・ITサービスの競争力強化、価値共創の取組み。
・デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する技術への取組み。
まとめ
1.粗鋼生産量日本トップ
2.粗鋼生産量世界3位
3.高級鋼板など技術力に定評
参照・引用
公式HP:https://www.nipponsteel.com/
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