「ユニチカ株式会社ってどんな会社?」
・創業事業は紡績
・繊維事業は構造改革中
・高分子事業に軸足を移動
会社概要
設立 1889年(明治22年)6月19日
従業員数 単体1358名 連結3438名
資本金 100,450,000円
事業区分
ユニチカ株式会社は主に3つの事業から成り立っています。
・高分子事業
・機能材事業
・繊維事業
就活情報
平均年収:562万(平均年齢:40.1歳)
初任給
修士了 月給231,800円
学士卒 月給209,100円
高専卒(専攻科) 月給209,100円
選考
エントリー → マークシート(GAB?) → 面接3回
☟適性検査の詳しい情報はコチラから!!☟
☟就活成功までの道のりはコチラから!!☟
事業詳細
高分子事業
フィルム、樹脂、不織布の製造・販売を行っています。
フィルム事業
包装分野
火災による影響を受けたほか、暖冬などによる天候不良により、季節商品用途の需要減少となったが、バリアナイロンフィルム「エンブレムHG」やその他の高付加価値製品は堅調に推移しています。
工業分野
半導体市況の停滞により需要は大きく落ち込みましたが、耐熱性ポリアミドフィルム「ユニアミド」、シリコーンフリー離型ポリエステルフィルム「ユニビール」などの高付加価値製品は好調でした。
樹脂事業
ナイロン樹脂は、火災の影響による販売の減少、自動車産業の減速、半導体分野での設備投資減少により、大幅に収益状況が悪化している。ポリアクリレート樹脂「Uポリマー」は、海外向け自動車用途の需要も減少している。
不織布事業
スパンボンド不織布は生活資材は堅調に推移したが、建材の分野は海外市場は低調に推移しています。インテリア用途や自動車関連用途も需要が減少しており、かなりの苦戦を強いられています。スパンレース不織布は、海外市場は堅調でしたが、国内は夏季の低気温およびインバウンドの減少により、こちらも苦戦を強いられています。
以上の結果より、売り上げは564億円、営業利益は52億円で減収減益となっています。
機能材事業
ガラス繊維製品、ガラスビーズの販売、活性炭繊維の製造・販売を行っています。
ガラス繊維事業
産業資材分野
透明不燃シートなどの建築用途や電気電子分野関連資材用途は堅調に推移し、また環境用途も復調しています。
電子材料分野
ICクロスは、半導体市況の回復の遅れにより低調でしたが、超薄物や低熱膨張タイプなどの高付加価値製品は堅調に推移しています。
ガラスビーズ事業
道路用途は順調に推移していますが、工業用途は自動車分野や電子部品分野の需要が大きく減少し、反射材用途も低調に推移しています。
活性炭繊維事業
主力の浄水器用途では水栓一体型などを中心に全般的に好調で、VOC除去用途も堅調に推移していますが、工業用途は低調です。
以上の結果より、売り上げは131億円、営業利益は11億円で増収減益となっています。
繊維事業
各種繊維の製造・販売を行っています。
産業繊維事業
ポリエステル高強力糸の土木建築用途の一部では販売も堅調に推移していましたが、短繊維、複合繊維などは低調に推移しています。また、コストアップなども重荷となっています。
衣料繊維事業
バイオマス素材の「テラマック」の販売は拡大していますが、スポーツ分野、レディース分野、寝装分野などは低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは498億円、営業損失は5億円で減収減益となっています。
(参照)2020年3月期有価証券報告書
まとめ
1.創業事業は紡績
2.繊維事業は構造改革中
3.高分子事業に軸足を移動
参照・引用
公式HP:https://www.unitika.co.jp/
就活生必見の記事
☟もっと企業研究をしたい方はコチラから!!☟