「三菱ガス化学株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Sランク
・海外でメタノール合弁
・事業間シナジー創出に注力
口コミ・評判
企業風土
・穏やかな風土で、働きやすい部署が多い様子
・部署ごとに業務量の差が激しく、風土も異なる様子
ワークライフバランス
・総合職は転勤が多い様子
・フレックスタイム制や在宅勤務も導入され始めており、調整しやすい様子
会社業績
(引用)SBI証券
会社概要
設立 | 1951年4月21日 |
---|---|
資本金 | 419億7,000万円 |
従業員 | 2,391名(2020年3月末、単体) |
売上高 | 3,513億円(2020年3月期、単体) |
事業区分
三菱ガス化学株式会社は主に2つの事業から成り立っています。
・基礎化学品事業
・機能化学品事業
就活情報
平均年収:847万(平均年齢:40.9歳)
初任給
博士了:275,220円
修士了:245,485円
学部卒:225,425円
選考
エントリー → WEBテスト(SPI) → 面接2回
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事業詳細
基礎化学品事業
・メタノール、メタノール・アンモニア系化学品、ライフサイエンス系製品、汎用芳香族化学品、特殊芳香族化学品、発泡プラスチック類等の製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・メタノールは、下半期に市況が上昇したことなどから、損益は改善
・特殊芳香族化学品は、芳香族アルデヒドの販売が堅調に推移したほか、上半期に需要が減少したメタキシレンジアミンの販売数量が下半期に大きく回復したことなどから、前期並みの損益
・汎用芳香族化学品は、原燃料安があったものの、メタキシレンおよび高純度イソフタル酸の販売数量減少・販売価格下落などにより、減収減益
・発泡プラスチック事業は、上半期に需要低下がみられた自動車分野が下半期に回復したほか、食品・土木分野での需要増加などもあり、前期並みの損益
機能化学品事業
・無機化学品、プラスチックレンズモノマー、エンジニアリングプラスチックス、電子材料、脱酸素剤等の製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・無機化学品は、半導体向け薬液の販売数量が増加したことなどから、前期を上回る損益
・エンジニアリングプラスチックスは、上半期に自動車向けを中心にポリカーボネート、ポリアセタールの需要が減少したものの、下半期に同分野で需要が回復したことなどから、前期並みの損益
・光学材料は、半導体不足や顧客の在庫調整の影響などにより第4四半期の販売数量に減速感が生じたものの、スマートフォン用カメラレンズの複眼化の進展や2019年10月の生産能力増強により、光学樹脂ポリマーの販売数量が増加したことなどから、増収増益
・電子材料は、データセンターなどのICT関連需要の高まりや、5G対応スマートフォン用アンテナ・イン・パッケージ基板向けの立ち上がりなどにより、主力の半導体パッケージ用BT材料の販売数量が増加したことなどから、増収増益
・「エージレス®」等の脱酸素剤は、土産などの観光需要が減少したものの、輸出が堅調に推移したことなどから、前期を上回る損益
研究開発
研究開発TOPIX
基礎化学品事業部門
・ライフサイエンス系;これまでに蓄積した培養技術・発酵技術を活用し新規製品群を開発しています。現在、高齢化社会のニーズに即したアンチエイジング素材として期待されるピロロキノリンキノン(PQQ)や酵母栄養成分(ビタミン、アミノ酸、ミネラルなど)を豊富に含むS-アデノシルメチオニン(SAMe)含有乾燥酵母、スペルジミン(SPD)含有乾燥酵母、新たに乳酸菌を販売している他、さまざまな食品素材の開発を行っている。また、抗体医薬事業では、治験薬・原薬製造受託事業への参入を目的として設立した合弁会社である株式会社カルティベクスの製造工場を稼働中であり、複数の案件を受託している。
芳香族化学品系;混合キシレンの分離・異性化によって製造する各キシレン異性体、及びその誘導品を中心とする事業展開を行っている。汎用製品群はプロセスコストダウン、品質改善による差別化を継続する一方、固有の特殊化学製品群は、増産や新装置のプロセス検討などに加え、より川下分野への展開と、より確度の高い新規製品の研究開発を重点的に進めている。
機能化学品事業部門
・無機化学品事業;過酸化水素とその誘導体については、生産技術のブラッシュアップによるコスト競争力強化を継続的に進めている。高機能薬剤については、主に最先端半導体デバイス用途で新規グレード開発と市場投入で採用実績を伸ばしている。また、海外各拠点での開発体制の拡充、生産能力増強の継続推進により、顧客要望へのタイムリーな対応に努めている。
・合成樹脂事業;ポリカーボネート樹脂は、品質向上のための技術開発や新規光学フィルムや熱成形用ハードコートフィルムなど機能性フィルムを始めとした高付加価値製品の創成にも取り組んでいる。さらにカーボンニュートラルに向けた取組として、二酸化炭素を原料としたポリカーボネート原料およびポリカーボネート素材開発を行っている。また、ポリアセタール樹脂については、新規用途開発や特殊グレードの開発を中心に進めている。
・光学材料事業;眼鏡用レンズモノマーについて、ユーザーニーズに対応した製品開発を進めると共に、培った光学関連の知見を活かし、眼鏡用以外の新規光学材料の開発に取り組んでいる。光学樹脂ポリマーは、スマートフォン向け等の小型カメラレンズ用材料として、より高屈折率な新規グレード開発と市場投入を進めるとともに、ポリマーリサイクル技術の確立へ向けた検討を進めている。
・電子材料分野:ICTによる社会基盤をささえる高周波回路基板用途の材料開発を推進し、ユニークで多様性のある商品化の拡充を進めている。さらにデータ通信量の大容量化に伴うメモリーやロジック用半導体パッケージ基板の需要増に対応した積層材料およびその周辺技術における製品開発にも取り組んでいる。
・脱酸素剤分野:酸化を防ぐことで食品の風味、鮮度を維持し、賞味期限の延長をはかることのできる脱酸素剤は、今日では食品にとどまらず、医薬品の安定性維持や、錆を防ぎたい金属部品など、様々な製品分野でご愛用頂いている。伸長する医薬品向け脱酸素剤のラインナップ拡充に取り組むと共に、培ってきた雰囲気制御技術を精肉、青果などのフードロス削減のために役立てられるように、技術開発を進めている。
まとめ
1.キシレン系芳香族主力
2.海外でメタノール合弁
3.事業間シナジー創出に注力
参照・引用
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