「日油株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Cランク
・ニッチなトップ技術多数
・バイオから宇宙までと多角化
口コミ・評判
企業風土
・強いトップダウン形式年功序列の典型的な日本企業である様子
・各部署にニッチな強みがあり不況にも立ち向かえる安心さがあると感じる人が多い様子
ワークライフバランス
・部署により残業や休日出勤に大きく差がある様子
・フレックスタイム制を導入しているが形だけだと感じる人が多い様子
会社業績
(引用)SBI証券
会社概要
設立 | 1949(昭和24)年7月1日 |
---|---|
資本金 | 177億4,200万円(2019年3月31日現在) |
従業員 | 連結/3,718名 (2020年3月31日現在) |
売上高 | 連結/1,809億円 (2020年3月31日現在) |
事業区分
日油株式会社は主に3つの事業から成り立っています。
・機能化学品事業
・ライフサイエンス事業
・化薬事業
就活情報
平均年収:769万(平均年齢:43.4歳)
初任給
総合職
(修士了) 基本給242,100円
(大学卒) 基本給227,300円
選考
エントリー → クレペリン → 面接3回
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事業詳細
機能化学品事業
・脂肪酸、脂肪酸誘導体、界面活性剤、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体、有機過酸化物、石油化学品(ポリブテン等)、機能性ポリマー、電子材料(液晶表示関連材料等)、特殊防錆処理剤などの製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・脂肪酸誘導体は、環境エネルギー関連の需要が低調に推移し、売上高は減少
・界面活性剤は、トイレタリー関連の需要が期末にかけて回復し、売上高は前期並み
・エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体は、塗料向けや合成樹脂・樹脂加工向けの需要が低調に推移し、売上高は減少
・有機過酸化物は、国内およびアジアでの需要が低調に推移し、売上高は減少
・特殊防錆処理剤は、欧米での自動車関連の需要が低調に推移し、売上高は減少
ライフサイエンス事業
・食用加工油脂、機能食品関連製品(医療栄養食、健康関連製品)、生体適合性素材(MPCポリマー、MPCモノマー等)、DDS医薬用製剤原料(活性化PEG、脂質、医薬用界面活性剤)などの製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・食用加工油脂は、製菓・製パン用機能性油脂の需要が低調に推移し、売上高は減少
・機能食品関連製品は、売上高は減少
・生体適合性素材は、MPC(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)関連製品の需要が好調に推移し、売上高は増加
・DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、欧米への出荷が好調で、売上高は増加
化薬事業
・産業用爆薬類、宇宙関連製品、防衛関連製品、機能製品などの製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・産業用爆薬類は、売上高は前期並み
・宇宙関連製品は、ロケット向け製品の出荷が減少し、売上高は減少
・防衛関連製品は、売上高は前期並み
・機能製品は、売上高は減少
研究開発
研究開発TOPIX
機能化学品
・トイレタリー関連では、主力のアミノ酸系界面活性剤のほか、抗シワ効果などが期待できるセラミド類似構造含有ポリマーの市場展開
・電子情報関連では金属セラミックス材料用のバインダーポリマーやナノ微粒子分散剤の開発
・有機過酸化物・機能性ポリマーおよび石油化学品では、自動車の内装用樹脂材料の摺動性改良剤や異音防止剤のほか、自動車部材用などのシール材に最適な各種エラストマー素材や各種ランプユニットに最適な耐久性の高い防曇剤の開発
・成型加工する樹脂表面に耐汚染性や耐擦傷性などの機能を付与できる添加剤の開発
・特殊防錆処理剤は、自動車部品向けに処理皮膜に傷が付いても耐食性が良好な水系亜鉛フレーク処理剤を開発し、本格的なユーザーワークを開始
ライフサイエンス
・食用加工油脂は、製菓・製パンの食感を改良するマーガリン・ショートニングの開発や、調理冷凍食品のコクや風味を高める素材の開発を行い、新製品を上市
・機能食品では、たんぱく質吸収促進効果を有するキウイフルーツ果汁末などの機能素材について、幅広いユーザーへの展開
・生体適合性素材では、アイケア、生化学、医薬・医療機器関連などの分野に向けたMPCポリマーや新規素材の開発
・DDS(ドラッグ・デリバリー・システム:薬物送達システム)医薬用製剤原料は、国内外の研究機関と共同で低分子医薬品やタンパク質医薬品のDDS用脂質、活性化PEGの開発
・新規開発品として、抗体医薬品や核酸医薬品用に単分散PEG、核酸送達用脂質の開発
化薬
・産業用爆薬類では、コスト低減と安全性の向上を目的に需要家のニーズに応えられる高性能含水爆薬や無線電子雷管の研究開発および爆薬装填システムの開発
・宇宙用推進薬では、H3ロケット用推進薬の研究開発
まとめ
1.油脂化学のパイオニア
2.ニッチなトップ技術多数
3.バイオから宇宙までと多角化
参照・引用
公式HP:http://www.nof.co.jp/index.html
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