【2024年】株式会社ダイセルってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「株式会社ダイセルってどんな会社?」

就職偏差値:Bランク

・たばこ用フィルターが柱
・高機能樹脂も第二の柱として成長

・有機合成/酢酸セルロース/エアバッグ用ガス発生器も展開

口コミ・評判

企業風土
・2021年以降に大幅な組織変更があり、これから変わっていきそうな雰囲気
・法令順守に対する意識が強いと感じる方が多い様子
ワークライフバランス
・フレックスが導入されており、業務調整しやすい様子
・部署によって業務量に偏りがあるようで、土日出勤・残業が多い部署もある様子

会社業績

(引用)SBI証券

・2016年をピークに営業利益は右肩下がり

会社概要

設立1919年9月8日
資本金362億7,544万89円(2020年3月31日現在)
従業員連結 11,606名 単体 2,492名(2020年3月31日現在)
売上高4,128億2,600万円(2020年3月期)

 

事業区分

株式会社ダイセルは主に5つの事業から成り立っています。

・メディカル/ヘルスケア事業
・スマート事業
・セイフティ事業
・マテリアル事業
・エンジニアリングプラスチック事業

就活情報

平均年収:715万(平均年齢:41.8歳)

初任給

博士了   月給 274,300円 (固定残業20.5時間分46,700円を含む)
修士了   月給 240,000円 (固定残業20.5時間分40,800円を含む)
学部卒   月給 220,000円 (固定残業20.5時間分37,400円を含む)
高専卒   月給 190,000円 (固定残業20.5時間分32,300円を含む)
※固定残業時間を超えた場合は超過分が支払われます。
※月20.5時間までの残業代は基本給に含まれています。
※残業時間ゼロの場合でも同じ給与です(これは、生産性向上を目的としています)。

選考

エントリー → WEBテスト(SPI) → 面接3回

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事業詳細

メディカル/ヘルスケア事業

・化粧品原料、健康食品、光学異性体分離カラムなどを製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・コスメ・健康食品事業は、中国での需要の回復などにより化粧品原料の販売数量が増加したものの、国内での需要減少により市況が下落し減収
・キラル分離事業は、キラルカラムの販売増加や、中国、インドでの事業が好調に推移したことにより増収

スマート事業

・液晶保護フィルム用酢酸セルロース、電子材料向け機能品、高機能フィルムなどを製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・液晶表示向けフィルム用の酢酸セルロースや高機能フィルムなどのディスプレイ事業は、車載向けなど高機能フィルムの販売数量が増加したものの、年度前半のディスプレイ用途の低迷などにより、液晶表示向けフィルム用酢酸セルロースの販売数量が減少し減収
・電子材料向け溶剤やレジスト材料などのIC/半導体事業は、半導体市場の需要が堅調に推移したことにより、販売数量が増加し増収

セイフティ事業

・自動車エアバッグ用インフレータを製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)などのモビリティ事業は、年度前半に自動車生産台数減少の影響を受けたが、年度後半の生産台数の回復に対応して販売数量を伸ばしたことで年間の販売数量は微減でとどまった

マテリアル事業

・アセテート・トウ、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物などを製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・酢酸は、年度後半に需要が回復し市況も上昇した。需要の回復により販売数量は増加したものの、年度前半の市況低下の影響により減収
・酢酸誘導体は、一部製品の需要増加により販売数量が増加し、年度後半には酢酸市況の上昇により販売価格も上昇しましたが、年度前半の酢酸市況低下の影響により、減収
・アセテート・トウの販売数量は横這いで推移しましたが、為替の影響などにより、販売価格が低下し
減収
・カプロラクトン誘導体やエポキシ化合物などは、一部用途での需要の回復が見られるものの、年度前半の落ち込みや欧米向けの需要が低調であることなどから販売数量が減少し減収

エンジニアリングプラスチック事業

・ポリアセタール樹脂などのエンジニアリングプラスチックを製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマーなどのエンジニアリングプラスチック事業は、年度前半に自動車、スマートフォンなどの需要が大きく減少したものの、後半には需要が回復
・ABS樹脂、エンプラアロイを中心とした樹脂コンパウンド事業は、景気後退による需要の減少により減収
・シート、成形容器、包装フィルムなどの樹脂加工事業は、包装フィルムの販売減少などにより減収

研究開発

研究開発TOPIX

◎2020年度
ヘルスケア
・コスメBUでは、サステナブルな素材を化粧品市場へ提供するため、酢酸セルロースの真球状微粒子「BELLOCEA®(ベロセア)」を開発し、2020年12月に販売開始
・健康食品BUでは、腸内細菌によって体内で生成される成分(腸内細菌代謝物)に着目した研究・開発
・大豆イソフラボンの腸内細菌代謝物として、エクオール含有素材を開発し、販売
・新規製品の継続的開発・上市とテクニカルサービスの充実により世界トップシェアを維持しております光学分割用(キラル)カラム事業では、新規耐溶剤型カラム第9弾のCHIRALPAK IJの高性能分析用3μm製品および分取用充填剤(10μm、20μm)の品揃えを完了
・新型コロナウイルス感染細胞を検出するキットや血中の癌細胞由来のDNAを検出するキットなど、遺伝情報を活用した4製品を新たに上市
スマート
・ディスプレイ分野(偏光板保護フィルムの品質改善、視認性・使用感改善の機能性フィルム)、IC/半導体分野(半導体並びにフラットパネルディスプレイ製造用フォトレジスト材料、超高純度溶剤、半導体製造用クリーナー材料)並びにセンシング分野(ウエハーレベルレンズ、有機半導体インク、導体インク、プリンテッド・エレクトロニクス用機能性溶剤)をターゲットにした研究開発
・スマートSBUが有する技術と事業の融合を図ったテーマへの取り組み(先端半導体後工程材料、抗ウイルス素材、非ディスプレイ向け機能フィルム)を開始
セイフティ
・モビリティBUは、自動車エアバッグ用新規ガス発生剤や新規インフレータの研究開発
・インダストリーBUは、自動車用電流遮断器など産業用アクチュエーター(エネルギーを動きに変える装置)の研究開発
・医療向けの新規投与デバイスはパイロテクニックを基盤技術としており実用化を強力に推進すべく、2021年1月、事業創出本部から移管し量産化を見据えた開発を強化・加速
マテリアル
・アセチルBUでは、アセテート・トウなど、セルロース誘導体の品質、生産性の向上に取り組んできたことにより事業優位性の維持に寄与
・海洋での生分解速度を従来の2倍に向上させた酢酸セルロースを開発しており、量産化・石油系プラスチック代替を目指した用途開発を加速
・新規エポキシ樹脂の継続的開発とテクニカルサービスの充実により、脂環式エポキシ樹脂の世界トップシェアを維持
エンジニアリングプラスチック
・世界に認められるエンジニアリングプラスチックNo.1のソリューションプロバイダーに向け、Post 5G/6Gの最先端通信、次世代自動車、メディカル分野など、エンジニアリングプラスチックの次の成長を実現する市場をターゲットに、当社の価値提供型ビジネスの更なる高度化、ダイセルグループ内技術とのシナジー創出による新技術開発
・リチウムイオン電池市場を主体にカルボキシメチルセルロース事業の更なる拡大、環境対応型樹脂上市に向けたコンパウンド技術の確立と製品開発、および海外ネットワーク活用による各種製品のグローバル展開

まとめ

1.たばこ用フィルターが柱
2.高機能樹脂も第二の柱として成長
3.有機合成/酢酸セルロース/エアバッグ用ガス発生器も展開

参照・引用

公式HP:https://www.daicel.com/

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