「DIC株式会社ってどんな会社?」
1.インキ業界世界トップ
2.樹脂・電子材料も展開
3.積極的なM&A
会社概要
設立 1937年3月15日
従業員数 単体3,593名 連結20,513名
資本金 966億円
事業区分
DIC株式会社は主に3つの事業から成り立っています。
・パッケージング&グラフィック事業
・カラー&ディスプレイ事業
・ファンクショナルプロダクツ事業
就活情報
平均年収:784万(平均年齢43.1歳)
初任給
博士了 月給287,510円
修士了 月給244,370円
学部卒 月給224,110円
選考
エントリー → オリジナル模試(記述) → 面接3回
事業詳細
パッケージング&グラフィック事業
パッケージ用インキはアジアや南米などの新興国で堅調に収益を伸ばしています。ポリスチレンは出荷量は増加していますが、原料の価格が低下したことに伴い製品値下げを行ったため減収となっています。出版や新聞を主用途とする出版用インキは、需要減少により減収となっています。その一方で、デジタル印刷で使用されるジェットインキは増収となっています。
以上の結果より、売り上げは4164億円、営業利益は192億円となり減収減益となっています。
カラー&ディスプレイ事業
色材分野では、化粧品用顔料や一般顔料の出荷が貿易摩擦などの影響により、低調に推移しています。ディスプレイ分野では、カラーフィルター用顔料の出荷は堅調に推移していますが、TFT液晶は競争激化に伴う製品価格の低下により減収となっています。
以上の結果より、売り上げは1164億円、営業利益は108億円となり減収減益となっています。
ファンクショナルプロダクツ事業
自動車の軽量化や電装化に伴って用途が拡大しているPPSコンパウンドは、世界的な自動車生産台数の減少により、出荷は低調に推移しています。スマートフォンや半導体分野を主用途とするエポキシ樹脂や工業用テープも景気減速の影響を受けて出荷が減少しています。また、同様に合成樹脂の出荷も低調に推移しています。
以上の結果より、売り上げは2686億円、営業利益は192億円となり減収減益となっています。
(参照)2019年有価証券報告書