目次
「株価・業績から見る」
・2019年度は減収減益
・財務状況は優良
・株価は上昇トレンド
貸借対照表
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
自己資本比率 | 47.5 | 48.5 |
流動比率 | 197.8 | 231.4 |
自己資本比率は40%を超えており、良好ですね。流動比率も200%を超えており、非常に優秀です。財務状況が良好であるため、不況が来た時も急な倒産などの心配は無さそうですね。
損益計算書
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
売り上げ高 | 890981(百万円) | 846029(百万円) |
営業利益 | 98430(百万円) | 85925(百万円) |
当期純利益 | 87602(百万円) | 59916(百万円) |
売り上げ、営業利益は減少しています。コロナウイルスの影響により、完成工事の利益が減少していることが原因のようです。
キャッシュフロー計算書
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
営業活動 | 33064(百万円) | △15263(百万円) |
投資活動 | △14473(百万円) | △37222(百万円) |
財務活動 | △12379(百万円) | △8356(百万円) |
営業活動はマイナスになっており、これは良くないですね。原因は棚卸資産の増加などが原因となっているようです。営業活動がマイナスになっているのに、自己資本比率や流動資産が増加しているのは、事業譲渡による収入があったためです。
投資活動による支出が増加しています。これは昨年に比べ、投資に資産を回したというわけではなく、昨年に事業譲渡の収入があったため、見た目上支出が増えているようになっています。
財務活動では、昨年に比べ、社債や借入金が増えています。
1年間の株価チャート
(引用)株式会社SBI証券
コロナショックで大きく暴落しましたが、暴落前の水準近くまで上昇しています。サービス業などに比べ、建築関係は大きな影響がないと思われた結果ここまで戻したのだと予測されます。しかし、今後の見通しは思っていた以上に悪いようで、再び下落する恐れがあります。
まとめ
1.2019年度は減収減益
2.財務状況は優良
3.株価は上昇トレンド
参照・引用
公式HP:https://www.haseko.co.jp/hc/