「日本板硝子株式会社ってどんな会社?」
・住友系のガラス企業
・英ピルキントン買収で世界展開
・建築/自動車用が収益柱
会社概要
設立 1918年設立
従業員数 単体1,980名 連結26,803名
資本金 116,607百万円
事業区分
日本板硝子株式会社は主に3つの事業から成り立っています。
・建築用ガラス事業
・自動車用ガラス事業
・高機能ガラス事業
就活情報
平均年収:778万(平均年齢:45.9歳)
初任給
学部卒:月給222,100円
修士了:月給244,500円
選考
エントリー → マークシート(SPI) → 面接3回
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事業詳細
建築用ガラス事業
建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売を行っています。
欧州
前年度実施したリストラクチャリングの影響を含めて販売数量が減少したことに加えて、為替変動の影響も受け、売上高は前年度を下回っています。域内でのガラス供給増により第3四半期に入り販売価格が下落した影響もあり、利益も減少しています。販売数量は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、年度末にかけてさらに減少しています。
アジア
太陽電池パネル用ガラスの販売数量が伸長した一方、域内の厳しい市場環境の影響を受け、売上高は前年度並となっています。日本の一般建築用ガラスの売上高は前年並みを維持しました。第2四半期に一過性の在庫評価損失を計上したものの、日本は増益となっています。2020年3月31日に千葉1号窯を2020年7月に生産休止することを決定しています。また、2020年1月30日にはベトナムで太陽電池パネル用ガラスを生産する2基目の窯の改修完了しています。
米州
北米では、域内市場での一般建築用ガラスの供給増による価格下落の影響で、前年度に比べて厳しい環境となっていますが、太陽電池パネル用ガラスの売上高は増加しています。
南米は主に為替変動の影響で減収となっています。また新型コロナウイルス感染拡大の影響により年度末にかけては販売数量が減少しています。
以上の結果より、売り上げは2337億円、営業利益は173億円で減収減益となっています。
自動車用ガラス事業
新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売を行っています。
欧州
新型コロナウイルス感染拡大に伴う顧客の工場の稼働休止により、年度末にかけて販売数量が大きく減少しています。
アジア
日本においては第2四半期までは堅調であった一方、10月以降は、消費税率引き上げにより販売数量が減少したことで、売上高は前年度を下回っています。営業利益も素板コスト増加に加えて、第3四半期以降の数量減の影響を受け、減益となっています。
米州
為替変動の影響及び新型コロナウイルス感染拡大の影響で、特に年度末にかけて市場環境が悪化したことにより減収となっています。北米では、新車用ガラスの販売数量は前年度をわずかに下回っていますが、生産効率向上が利益の改善に寄与しています。南米の収益性は前年度並みとなっています。
以上の結果より、売り上げは2810億円、営業利益は61億円で減収減益となっています。
高機能ガラス事業
ディスプレイのカバーガラスなどに用いられる薄板ガラス、プリンター向けレンズ及び光ガイドの製造・販売、並びに電池用セパレーターやエンジン用タイミングベルト部材などのガラス繊維製品の製造・販売を行っています。
高機能ガラス事業は、一部の事業での厳しい市場環境を受け、売上高、営業利益ともに前年度を下回っています。ファインガラス事業では、継続的なコスト削減による事業基盤の強化や売上構成の改善により、業績改善が一層進んでいます。情報通信デバイス事業では、プリンターやスキャナーに使用されるガラス部品の需要が減少しています。エンジンのタイミングベルト用グラスコードの需要も、自動車市場の影響を受けて特に年度末にかけて減少しています。電池用セパレーターの業績は引き続き安定的に推移しています。
以上の結果より、売り上げは401億円、営業利益は71億円で減収減益となっています。
まとめ
1.住友系のガラス企業
2.英ピルキントン買収で世界展開
3.建築/自動車用が収益柱
参照・引用
公式HP:https://www.nsg.co.jp/ja-JP
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