【2024年】石原産業株式会社ってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「石原産業株式会社ってどんな会社?」

就職偏差値:Cランク

・酸化チタン大手
・チタン酸バリウムなど機能性材料が収益柱

・海外で農薬好調

口コミ・評判

企業風土
・年功序列の典型的な日本企業で、紙文化が依然強く残っている様子
・伝統的な技術を大切にし、革新的なことには挑戦しにくい様子
ワークライフバランス
・有給休暇は積極的に取るよう推奨されている様子
・仕事量が部署によって差があり、残業量も異なる様子

会社業績

(引用)SBI証券

・安定して売り上げており、原価により営業利益は変動しやすい

会社概要

設立1949年6月
資本金434億円
従業員数1,106名(2020年3月)
売上高813億円(2020年3月期)

事業区分

石原産業株式会社は主に2つの事業から成り立っています。

・無機化学事業
・有機化学事業

就活情報

平均年収:642(平均年齢:44.0歳)

初任給

大学院(博士)修了  274,860円
大学院(修士)修了  244,110円
大学(学部)卒業     221,400円
高専(短大)卒業   204,300円

選考

エントリー → 面接2-3回

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事業詳細

無機化学事業

・酸化チタン、機能性材料、その他化成品などの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・酸化チタンは、新型コロナウイルス感染症の影響により自動車及び建築用途向けの販売が期前半に大幅に減少したあと、徐々に回復傾向に転じ、当連結会計年度末に向けてアジアの酸化チタン市況が持ち直すなど回復度合いが強まったが、期を通じての挽回には至らず売上高は379億円(前期比18億円減)
・機能性材料は、電子部品用材料が5G関連で堅調に推移し、期前半に落ち込んだ自動車関連も期後半には回復の動きがあり、加えて、抗菌・抗ウイルス分野で光触媒用酸化チタンの販売が伸長したことなどから、売上高は119億円(前期比1億円増)

有機化学事業

・農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤等)、有機中間体、医薬、動物用医薬品などの製造・販売

事業TOPIX

◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
・農薬の国内販売は、剤毎の増減はあるものの、主力殺線虫剤の落ち込みを他の剤でカバーするなどの施策により売上高が前連結会計年度を上回った
・海外販売は、米国において、穀物生産の活況でトウモロコシ用除草剤などの販売が好調で、前年の大洪水の影響により増加した流通在庫の消化も進んだ。欧州では、競合剤の登録失効により殺線虫剤の販売が伸びるなど順調に推移。アジアでは、害虫の多発があり殺虫剤の販売が拡大
・新型コロナウイルス感染症の影響は、米国の外食産業向けの生鮮野菜栽培の減少による園芸用殺虫剤及び殺菌剤の需要減少などがあった
が限定的

研究開発

研究開発TOPIX

◎2020年度
無機化学
・高付加価値品に関しては、独自の粒子合成技術を応用した板状チタンについて量産化の目途を付けた。
・機能性材料に関しては、電気自動車や第5世代通信(5G)用に需要が期待される次世代の積層セラミックコンデンサー(MLCC)用の高純度酸化チタンの開発に注力。
・大学と共同研究を進めてきた銅ナノ粒子については、既存品では未達であった低温で成膜する粒子のスケールアップ合成法を確立し、実用化への目途を立てた
有機化学
・近年開発した新規剤では、うどんこ病に卓効を持つ殺菌剤ピリオフェノンが各国で農薬登録を取得後、上市が進んでいる他、菌核・灰色かび病など広いスペクトラムを持つ殺菌剤イソフェタミドは、2015年のカナダ、米国での上市を皮切りに、2018年には日本、欧州で、さらに中南米、大洋州でも販売を開始。

・チョウ・蛾類を初め広いスペクトラムを持つ殺虫剤シクラニリプロールは、2017年に韓国、2018年には日本、米国、カナダでも販売を開始。
・安全性に優れるトウモロコシ用除草剤トルピラレートは、2017年より、国内及び米国で単剤の販売を開始して以降、アルゼンチン、メキシコ、カナダ、韓国、フィリピンに販売地域を拡大しており、2021年から米国及び日本で混合剤の販売を開始する予定。
・水稲用除草剤ランコトリオンは、国内で2019年に単剤登録が、2020年に混合剤登録が認可され、2021年より販売を開始。
・国内の食の安全・安心指向の高まりや、抵抗性発達のために有効な既存化学農薬が不足しているなどの市場ニーズに対応するため、微生物殺菌剤、接触型忌避剤及び天敵昆虫等の製品群の開発にも注力。
・環境変化の激しい昨今、他社開発剤の導入や他社との共同開発にも積極的に取り組んでおり、2010年以降海外企業から導入した水稲除草剤を国内で開発・上市したほか、2015年には海外企業が発明した新規の非選択性除草剤を全世界で共同開発する契約を締結し、第一優先国である米国、カナダ、ブラジル、オーストラリア、アルゼンチンで登録申請を済ませており、更に東南アジア、中南米等でも開発、登録作業を開始。
・ヘルスケア事業(医薬・動物用医薬品関連)についても、特色ある商品開発。
・有機化学コア技術に基づくCF3ピリジン化合物(医薬用中間体)を、医薬原薬「セビメリン塩酸塩」に続く製造受託事業の柱と位置づけ、新たな受託生産につなげるべく、普及活動に取り組んでいる。

まとめ

1.酸化チタン大手
2.チタン酸バリウムなど機能性材料が収益柱
3.海外で農薬好調

参照・引用

公式HP:https://www.iskweb.co.jp/

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