「DOWAホールディングス株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Bランク
・貴金属回収に強み
・製錬/環境/リサイクル/金属加工/電子材料/熱処理など多彩な技術を有す
会社業績
(引用)SBI証券
会社概要
設立 | 1937年3月11日 |
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資本金 | 364億3,700万円 |
従業員 | 約7,000名(2020年3月グループ連結) |
売上高 | 4,851億3,000万円(2020年3月期連結) |
事業区分
DOWAホールディングス株式会社は主に5つの事業から成り立っています。
・環境/リサイクル事業
・製錬事業
・電子材料事業
・金属加工事業
・熱処理事業
就活情報
平均年収:794万(平均年齢:43.8歳)
初任給
修士卒 | (月給)242,500円 |
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学部卒 | (月給)222,000円 |
選考
エントリー → WEBテスト/作文 → 面接3回
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事業詳細
環境/リサイクル事業
・廃棄物処理業、土壌浄化業、資源リサイクル業、物流業を行っている。
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
廃棄物処理事業
・焼却の処理量は前期並みとなり、処理単価は堅調に推移。
・溶融・再資源化の処理量が増加。
土壌浄化事業
・前期並みの売上げとなった。
リサイクル事業
・製錬所向けのリサイクル原料の集荷量は減少し、家電リサイクルの処理量は増加。
海外事業
・インドネシア・タイにおいて廃棄物処理の受注が減少。
製錬事業
・銅、亜鉛、鉛、金、銀、亜鉛合金、プラチナ、パラジウム、ロジウム、インジウム、硫酸、すず、アンチモン等の製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
貴金属銅事業
・銅の生産量が前期並みとなった。
PGM(白金族)事業
・使用済み自動車排ガス浄化触媒からの金属回収量が増加。
亜鉛事業
・製錬原料の購入条件が改善し、亜鉛のたな卸資産の簿価切下額による損失幅が縮小。
製錬部門
・金、銀、PGM等の貴金属価格が前期で上昇した影響を受けた。
電子材料事業
・高純度金属材料、化合物半導体ウェハ、LED、導電材料、電池材料、磁性材料、還元鉄粉等の製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
半導体事業
・LEDの販売が医療機器用途等で増加。
電子材料事業
・新エネルギー関連市場の世界的な拡大により、太陽光パネル向け銀粉の販売が堅調に推移。
機能材料事業
・磁性粉の販売が低調に推移。
新規製品開発
・商業生産を開始した電子部品向け導電性アトマイズ粉の販売が伸長。
金属加工事業
・銅・黄銅及び銅合金の板条、めっき加工品、黄銅棒、回路基板等の製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
伸銅品事業
・自動車向けの販売が第2四半期連結会計期間に回復に転じ、第3四半期連結会計期間以降は堅調に推移。
・第5世代移動通信システム(5G)向けの販売は増加。
めっき事業
・伸銅品事業と同様、自動車向けの販売が回復。
回路基板事業
・鉄道向けの販売が減少したものの、産業機械向けの販売は増加。
熱処理事業
・自動車部品等の金属材料の熱処理・表面処理加工、熱処理加工設備及びその付帯設備の製造・販売・メンテナンス等を行っている。
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/4~2021/3)
熱処理事業
・第1四半期連結会計期間において世界的に自動車生産台数が減少した影響を受けたが、第2四半期連結会計期間に日本、中国、米国、インド等での受託加工数量が回復に転じ、第3四半期連結会計期間以降は堅調に推移。
工業炉事業
・新規設備及び設備メンテナンスの受注が低調に推移。
研究開発
研究開発TOPIX
環境・リサイクル
・資源循環技術では、廃基板や小型家電等を対象に有効な選別技術によって産物の付加価値を向上させ、事業収益に貢献。
・廃棄物処理技術では、有害廃棄物の無害化処理・管理技術向上とともに、新たに低濃度PCB廃棄物処理事業の保有技術やインフラを有効活用したリチウムイオン電池無害化処理の事業検討に取り組んでいる。
・土壌・地下水汚染の浄化技術では、自然由来重金属含有土壌の浄化技術であるDME(乾式磁力選別処理)工法の現地施工事業の実施及び揮発性有機塩素化合物(VOC)汚染土壌の迅速浄化として新たな土壌浄化用鉄粉を開発し、事業展開。
・リチウムイオン電池に含まれる有価金属の高品位化や太陽光パネルの無害化・再資源化の研究及び、食品残渣からのメタン発酵発電による再生可能エネルギー技術に取り組み、将来の事業化のための技術確立を実施。
製錬部門
・電力使用量の削減に関しては、銅電解並びに亜鉛電解において新型電極を使用した電力原単位低減試験を進めており、電力使用量の削減を達成できるように継続して取り組んでいる。
・有価金属の高効率回収技術の確立に関しては、銅製錬・鉛製錬・亜鉛製錬のコンビナート機能を深化させて、ベースメタルの実収率の維持・向上をさせながら、レアメタルや貴金属・白金族の高効率な回収技術を確立させている。
・環境負荷低減技術の構築に関しては、近年リサイクル原料由来によるハロゲン負荷増加の影響で、各工程でトラブルが発生していることから、事前にハロゲンを除去するプロセスや、ハロゲンを有効活用できるプロセスの開発に取り組んでいる。
・低炭素エネルギーへの転換、代替を狙い、リサイクル原料や廃棄物由来のエネルギーの開発を進めている。
電子材料部門
・新製品の開発・拡充に重点を置き、半導体部門では近赤外領域オプトデバイスの研究開発に積極的に経営資源を投入し、取り組んでいる。
・電子材料部門では次世代太陽電池向けの銀粉、電子材料向けの銅及び銀粒子においては、研究開発及び、生産性の改善に取り組んだ結果、それぞれ顧客から良好な評価結果を得ている。
金属加工部門
・めっき事業分野では、エコカー向け貴金属めっき材の機能特性向上及び生産性改善を通じて、エコカーの高性能化と需要拡大に対応している。
・サーマルデバイス事業分野では、主力製品である金属セラミックス接合基板の信頼性・生産性向上に引き続き取り組んでいる。
・新エネルギーや鉄道、エコカー向けに新製品である新構造基板の市場投入を開始しており、引き続き製造プロセスの改善、生産性向上、コストダウンに取り組んでいる。
熱処理部門
・工業炉事業分野では、顧客の事業環境変化を的確に捉え、今後益々加速するCO2削減ニーズに対応し、セル式かつ低コストで汎用性のある真空浸炭や真空焼結向け真空熱処理設備を開発し、販売を開始。
・セル式真空浸炭炉はその革新性が評価されトヨタ自動車㈱様より技術開発賞を受賞。
・セル式真空浸炭炉・MIM(脱脂・焼結)テスト機を活用し、顧客からの試作対応及び装置導入における事前検証サービスを展開。
・熱処理事業分野では、高強度自動車部品に適用されている制御窒化工法を更に進化させたDOWA独自の新工法を開発。
・ドライコーティング開発においては、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングの量産化を開始したほか、新たな成膜技術の開発にも着手。
まとめ
1.磁性鉄粉のトップメーカー
2.貴金属回収に強み
3.製錬/環境/リサイクル/金属加工/電子材料/熱処理など多彩な技術を有す
参照・引用
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