「カルナバイオサイエンス株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Bランク
・キナーゼタンパク質関連に強み
・キナーゼ阻害剤で創薬も展開
会社業績
(引用)SBI証券
会社概要
設立 | 2003年4月10日 |
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資本金 | 35億9,156万8,000円 |
従業員 | 連結:62人 単独:58人 |
売上高 | 連結:7億5,469万円 単独:6億4,071万円 |
事業区分
カルナバイオサイエンス株式会社は主に2つのセグメントから成り立っています。
・創薬事業
・創薬支援事業
就活情報
平均年収:634万(平均年齢:45.1歳)
採用情報
詳細は公式ホームページをご覧ください。
https://www.carnabio.com/japanese/recruit/
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事業詳細
創薬事業
・キナーゼ阻害薬等の創薬研究を行い、そこから生み出された新薬候補化合物の前臨床試験ならびに臨床試験を行うとともに、創薬に係る研究開発成果を製薬企業等へ導出(ライセンスアウト)し、その対価として収益を獲得するというビジネスモデルに基づいて事業を行っている。
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/1~2021/12)
・当連結会計年度において、ギリアド社からマイルストーン・ペイメントを受領した。
・臨床試験費用を中心に研究開発へ積極的に投資したことから、研究開発費は1,713,234千円(前連結会計年度比25.0%増)となった。
・創薬事業の売上高は1,128,000千円(前連結会計年度は53,025千円)、営業損失は820,156千円(前連結会計年度は1,515,809千円の営業損失)となった。
創薬支援事業
・製薬企業やバイオベンチャー、大学等の各種研究機関を顧客として、これらの研究者に対してキナーゼ阻害薬の創薬研究において基盤となる技術、いわゆる「創薬基盤技術」に基づく製品及びサービスを提供し、これら顧客の創薬活動を支援する創薬支援事業を展開している。
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2020/1~2021/12)
・キナーゼタンパク質の販売、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービスおよびセルベースアッセイサービスの提供等により、創薬支援事業の売上高は889,529千円(前連結会計年度比17.7%減)、営業利益は289,021千円(前連結会計年度比37.0%減)となった。
・売上高の内訳は、国内売上が205,063千円(前連結会計年度比26.2%減)、北米地域は513,837千円(前連結会計年度比21.9%減)、欧州地域は80,966千円(前連結会計年度比14.3%増)、その他地域は89,661千円(前連結会計年度比22.4%増)。
研究開発
研究開発TOPIX
創薬事業
BTK阻害剤 AS-0871(免疫・炎症疾患)
・BTKは血液がんだけでなく、自己免疫疾患やアレルギー疾患の治療標的分子としても注目されているが、これまでに同適応疾患を対象として承認されたBTK阻害薬はない。
・AS-0871は当社が創製した非共有結合型BTK阻害剤で、BTKに対して非常に高い選択性を示すことから、現在、免疫・炎症疾患を対象に開発を進めている。
・AS-0871のフェーズ1試験はオランダで、健康成人男女を対象とした単回投与用量漸増(SAD)試験および反復投与用量漸増(MAD)試験の2つの試験として実施している。
BTK阻害剤 AS-1763(血液がん)
・創製した非共有結合型AS-1763は野生型BTKだけでなく、変異型BTKにも高い阻害効果を示すことから、第1世代の共有結合型BTK阻害薬耐性患者を対象とした次世代型BTK阻害剤として開発を進めている。
・AS-1763のフェーズ1試験は、2021年上期からオランダで実施しており、健康成人男女を対象としたSADパートにおける全ての投与が完了し、安全性、忍容性および良好な薬物動態プロファイルを確認している。
CDC7阻害剤 AS-0141
・AS-0141は、当社が創製した選択的CDC7キナーゼ阻害剤で経口投与可能な低分子化合物で、様々ながん種の細胞増殖を強く阻害し、各種ヒト腫瘍移植動物モデルにおいて優れた抗腫瘍効果を示している。
・2021年上期に、日本国内において切除不能進行・再発又は遠隔転移を伴う固形がん患者を対象としたフェーズ1試験を開始した。
ギリアド社に導出した低分子阻害薬の創薬プログラム
・2019年6月に、米国のギリアド社と、当社が創製した新規がん免疫療法の低分子阻害薬およびその創薬プログラムの開発・商業化にかかる全世界における独占的な権利を供与する契約を締結している。
創薬支援事業
CDC7阻害剤 AS-0141
・キナーゼタンパク質およびそれを用いた受託試験サービスは顧客から高品質との評価を得ており、今後さらなる信頼を獲得し売上拡大を図るため、一層の品質の向上に取り組むとともに、顧客ニーズに基づく新製品の開発にも取り組んでいる。
まとめ
1.日本オルガノンから独立したベンチャー企業
2.キナーゼタンパク質関連に強み
3.キナーゼ阻害剤で創薬も展開
参照・引用
公式HP:https://www.carnabio.com/
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