【2024年】凸版印刷株式会社ってどんな会社?【就活生必見/企業研究】

「凸版印刷株式会社ってどんな会社?」

就職偏差値:Aランク

・世界最大規模の総合印刷会社
・液晶/半導体部材関連/包装資材など幅広く展開
・海外市場開拓に注力

会社業績

(引用)SBI証券

・営業利益は右肩上がりで成長しており、今後にも期待できる。

会社概要

創業1900年(明治33)年
資本金1,049億8,600万円 (2021年3月末現在)
従業員連結 52,401名 (2021年3月末現在)
売上高連結売上高 1兆4,669億円(2021年3月末現在)

事業区分

凸版印刷株式会社は主に3つの事業から成り立っています。

・情報コミュニケーション事業
・生活/産業事業
・エレクトロニクス事業

就活情報

平均年収:700万(平均年齢:42.9歳)

初任給

高専卒(月給)192,500円
学士卒(月給)213,000円
修士卒(月給)231,500円

選考

エントリー → WEBテスト(SPI) → 面接2回

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事業詳細

情報コミュニケーション事業

・証券類全般、通帳、ICカード、各種カード、BPO(各種業務受託)、ビジネスフォーム、データ・プリント・サービス、カタログ・パンフレット・チラシ・POPなどの広告宣伝印刷物、各種プロモーションの企画・運営、コミュニケーション業務の各種アウトソーシング受託、週刊誌・月刊誌などの雑誌、単行本、辞書・事典などの書籍、教科書、電子書籍関連などの事業を行っている。

◎有価証券報告書(2021/4~2022/3)
セキュア関連
・ICカード製造は減少したものの、セキュアソリューションが好調に推移し、前年並みを確保した。
・海外では、企業における顧客接点構築とサプライチェーン管理を可能にするID認証サービスを欧州や中国の市場に展開するとともに、アフリカを中心とした新興国地域に顧客基盤をもつシステムインテグレーターのFace Technologies社を買収するなど、海外セキュア事業の拡大に取り組んだ。
・EC需要増などで拡大する物流業界のDX需要を取り込むため、デジタル技術の活用により物流効率化を推進する株式会社アイオイ・システムを買収した。
ビジネスフォーム関連
・ビジネスフォームは、金融機関を中心とした非対面手続きの促進による窓口帳票の減少などがあったものの、ワクチン接種関連帳票の取り込みや運輸ラベルの増加により、前年並みとなった。
・データ・プリント・サービスは、ワクチン接種関連通知物の取り込みや、金融機関、通信販売を中心としたダイレクトメール(DM)需要の回復があった
が、経済対策関連の縮小などにより、わずかに減収となった。
コンテンツ・マーケティング関連
・チラシをはじめとした商業印刷の減少があったものの、ゲームカードなどの出版印刷、デジタル化の需要を取り込んだコンテンツ・マーケティングソリューションの増加や、昨年度に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け急減したSP関連ツールの反動により、前年を上回った。
・DXの取り組みとしては、製造DX支援ソリューション「NAVINECT®」における生産実績管理や金型管理などの機能拡充、顧客の行動をリアルタイムで解析できる販促支援ツール「未来のチラシ」の拡販などを推進した。
・メタバース市場の拡大を見据え、現実空間を仮想空間へ正確に取り込み、その中で商談などのビジネスコミュニケーションが可能なメタバースサービス基盤「MiraVerse®(ミラバース)」を開発した。
・電子書籍関連では、海外企業の参入が本格化し競争が激しさを増すなか、株式会社BookLiveは、クリエイターとファンに向けたコミュニティプラットフォーム、「Xfolio(クロスフォリオ)」をリリースするなど、差別化を図った。
BPO関連
・企業や政府・地方自治体等のアウトソーシング需要を取り込み、好調に推移した。

生活/産業事業

・軟包材、紙器、液体複合容器、ラベル、段ボール、プラスチック成形品、受託充填・コントラクト、透明バリアフィルム、二次電池用関連部材、情報記録材、化粧シート、壁紙、床材、エクステリア商材などの事業を行っている。

◎有価証券報告書(2021/4~2022/3)
パッケージ関連
・軟包材は、国内では、トイレタリー・外食向けの需要が回復傾向にあるほか、海外ではインドネシアを中心に販売が拡大し、増収となった。
・紙器も、海外での売上が増加し、前年を上回りました。環境配慮の機運が高まるなか、SXの取り組みとしてサステナブル包材の拡販に注力しており、世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルム「GL BARRIER」の新しいラインナップとして、遮光性を有する「GL-ME-RC」を開発した。
・「GL BARRIER」はその高い環境適性が評価され販売が拡大しており、昨年度はアルミ箔を用いたパッケージに比べ、CO₂排出量約63,000トンの削減効果を実現した。
・ライフサイクル全体のCO₂排出量を個別の製品ごとに自動計算するシステム「SmartLCA-CO₂™」の運用や、油性バイオマスインキと水性パックニスを組み合わせた環境対応オフセット印刷「エコラスター®」の生産を開始した。
・グローバル市場においては、米国包装材メーカーのInterFlex社、インド大手フィルムメーカーのMax Speciality Films社を買収し、サステナブル包材の現地供給体制を強化した。
建装材関連
・国内では、コマーシャル市場はコロナ前の水準には届かないものの、住宅市場の緩やかな回復や、高意匠・高機能化粧シートの販売拡大により、増収となった。
・海外では、巣ごもり需要の拡大が落ち着きつつある一方、家具等インテリア向け化粧シートの販売が好調に推移し、増収となった。
・DXの取り組みとしては、健康意識の高まりを受け、建装材とIoT機器を組み合わせることで、住まいの生活動線で個人の健康情報を収集・蓄積するサービス「cheercle™(チアクル)」を開発した。
・増加する環境衛生ニーズに対応すべく、既存のテーブルやタッチパネルなどに貼付可能な「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」を開発し、第三者機関であるSIAA(抗菌製品技術協議会)の認証を取得した。

エレクトロニクス事業

・液晶カラーフィルタ、TFT液晶、反射防止フィルム、フォトマスク、半導体パッケージ製品などの事業を行っている。

◎有価証券報告書(2021/4~2022/3)
半導体関連
・フォトマスクは、5G・AIなどを背景とした需要拡大に加え、データセンターや車載向けなど幅広い用途で半導体需要が拡大し、好調に推移した。
・高密度半導体パッケージ基板のFC-BGA基板は、通信データ量の増大に伴い需要が高まるなか、業界最高水準の品質と技術を武器に大型・高多層の高付加価値品を取り込み、増収となった。
・次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)通信規格「ZETA」を活用し、工場やビルの環境保全業務の効率化・省人化を可能にするなど、IoTの本格普及に向けた取り組みを強化した。
ディスプレイ関連
・カラーフィルタは、車載向けを中心に需要が回復基調にあるものの、事業譲渡の影響により前年を下回った。
・反射防止フィルムは、テレワークや巣ごもり需要によりノートPC、モニター向け需要が拡大し、好調に推移した。
・TFT液晶パネルは、マレーシアにおけるロックダウンの影響を受けたものの、車載や産業機器向けなどの需要回復により、前年を上回った。
・衛生配慮による非接触ニーズが高まる中、パネルと並行に空中に映像を出現させる新方式の空中タッチディスプレイをオフィスビル向けに提供するなど、新たな事業の拡大に取り組んだ。

研究開発

研究開発TOPIX

◎2021年度
情報コミュニケーション事業分野
・セキュア関連では、環境配慮型ICカードの新たなラインアップとして、日本で初めてカードの主材料にリサイクルされたPET-G(非晶性ポリエチレンテレフタレート)樹脂を使用し、接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードを開発した。
・自動認識技術関連では、高級感を表現できる金属調加飾を施しながらもNFCタグに求められる通信性能も維持した、高意匠NFCラベルを開発した。
・AI技術関連では、AIで一人ひとりの顔を瞬時に分析し、分析結果に合わせてパーソナライズされた複数の化粧品を組み合わせて、その場で自販機のように提供できる什器「AIレコメンドベンダー™」を開発した。
・DXの取り組みとしては、これまで店頭POPといったリアルでの販促支援を行ってきたノウハウを生かし、店頭プロモーションをしながら購買行動データを取得し、企業の効果的な店頭プロモーションを支援する「リアルDATAサイネージ™」を開発した。
生活・産業事業分野
・パッケージ関連での軟包材においては、強密着接着剤「TOPMER™(トップマー)」を使用することでデジタルプリントによるレトルト殺菌対応パウチを開発、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第45回木下賞新規創出部門」を受賞した。
・紙器では、高い密封性を有する電子レンジ対応可能な紙製一次容器「ピタッと紙トレー®」を開発した。
・建装材関連では、表面に付着した特定のウイルスや菌の増殖を抑制・減少させることが可能な、再剥離性透明粘着シート「トッパン抗ウイルス・抗菌クリアシート」を開発した。
エレクトロニクス事業分野
・次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)を活用した、様々なサービスの開発を推進していますが、最長で約2,000m離れていても通信が可能な資材管理向けアクティブタグ「ZETag®(ゼタグ)」と、100万個以上の「ZETag®」の位置情報を管理するクラウド型システムプラットフォーム「ZETagDRIVE™(ゼタグ・ドライブ)」を開発した。

まとめ

1.世界最大規模の総合印刷会社
2.液晶/半導体部材関連/包装資材など幅広く展開
3.海外市場開拓に注力

参照・引用

公式HP:https://www.toppan.co.jp/

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