「小野薬品工業株式会社ってどんな会社?」
就職偏差値:Aランク
・自社開発品に強み
・先駆的がん免疫阻害剤『オプジーボ』が成長
会社業績
(引用)SBI証券
会社概要
創業 | 1717(享保2)年 |
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設立 | 1947(昭和22)年 |
資本金 | 173億円 |
従業員 | 3,607名(連結) 3,319名(単独) |
事業区分
小野薬品工業株式会社は単一セグメントから成り立っています。
・医薬品事業
就活情報
平均年収:947万(平均年齢:43.0歳)
初任給
大学卒 | (月給)235,000円 |
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修士(6年生学士) | (月給)259,000円 |
博士 | (月給)293,000円 |
選考
エントリー → テストセンター(SPI) → 面接2回
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事業詳細
医薬品事業
・医療用、一般用医薬品等の製造・販売
事業TOPIX
◎有価証券報告書(2021/4~2022/3)
・抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競合他社製品との競争が激化する一方、非小細胞肺がん一次治療や食道がん、胃がん一次治療における使用が拡大したことなどにより、前連結会計年度比136億円(13.8%)増加の1,124億円となった。
・その他の主要新製品では、糖尿病、慢性心不全および慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」は367億円(前連結会計年度比64.0%増)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は245億円(同3.8%減)、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は229億円(同4.5%増)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は89億円(同10.2%増)、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は84億円(同17.5%増)となった。
・長期収載品は、後発品使用促進策等の影響を受け、末梢循環障害改善剤「オパルモン錠」は47億円(前連結会計年度比13.4%減)、アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチパッチ」は29億円(同56.6%減)となった。
・ロイヤルティ・その他は、前連結会計年度比207億円(21.8%)増加の1,154億円となった。
・営業利益は、前連結会計年度比49億円(4.9%)増加の1,032億円となった。
研究開発
研究開発TOPIX
オプジーボ/ニボルマブ
胃がん
・昨年11月、化学療法との併用療法について、国内で「治癒切除不能な進行・再発の胃がん」を効能・効果とした承認を取得した。
胃がん
・本年2月、韓国で「術前補助化学放射線療法及び完全切除後に病理学的残存病変を認めた食道がん又は胃食道接合部がん患者の術後補助療法」を効能・効果とした承認を取得した。
悪性胸膜中皮腫
・昨年9月、「ヤーボイ」との併用療法について、台湾で「切除不能な悪性胸膜中皮腫」を効能・効果とした承認を取得した。
腎細胞がん
・本年2月、「カボメティクス錠/カボザンチニブリンゴ酸塩」との併用療法について、韓国で「進行腎細胞がん患者のファーストライン治療」を効能・効果とした承認を取得した。
尿路上皮がん/膀胱がん
・本年4月、台湾で「根治切除後の再発リスクが高い筋層浸潤性尿路上皮がん患者の術後補助療法」を効能・効果とした承認を取得した。
結腸・直腸がん
・本年2月、「ヤーボイ」との併用療法について、韓国で「フルオロピリミジン、オキサリプラチン及びイリノテカンによる治療後に病勢進行した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)又はDNAミスマッチ修復機構欠損(dMMR)を有する大腸がん(CRC)」を効能・効果とした承認を取得した。
非小細胞肺がん
・本年4月、化学療法との併用療法について、国内で「非小細胞肺がんの術前補助療法」を効能・効果とした承認申請を行った。
原発不明がん
・昨年12月、国内で「原発不明がん」を効能・効果とした承認を取得した。
ホジキンリンパ腫
・昨年9月、国内で「再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫」に対する小児の用法および用量の追加に係る承認を取得した。
固形がん
・昨年4月、国内で「固形がん(子宮頸がん、子宮体がん及び軟部肉腫)」を対象とした開発を実施していたが、戦略上の理由により開発を中止した。
中枢神経系原発リンパ腫/精巣原発リンパ腫
・昨年4月、国内で「中枢神経系原発リンパ腫/精巣原発リンパ腫」を対象とした開発を実施していたが、戦略上の理由により開発を中止した。
頭頸部がん
・昨年7月、「ヤーボイ」との併用療法について、日本、韓国および台湾で「頭頸部がん」を対象とした開発を実施していたが、主要評価項目を達成できなかった。
胆道がん
・本年4月、国内で「胆道がん」を対象としたフェーズⅡ試験を実施していたが、戦略上の理由により申請を断念したため、開発パイプラインから削除した。
ベレキシブル錠/チラブルチニブ塩酸塩/ONO-4059
・昨年7月、BTK阻害薬「ONO-4059」について、米国で「中枢神経系原発悪性リンパ腫」を対象としたフェーズⅡ試験を開始した。
ビラフトビカプセル/エンコラフェニブ」「メクトビ錠/ビニメチニブ
・昨年8月、MEK阻害剤「メクトビ錠」について、韓国で「結腸・直腸がん」を対象としたフェーズⅢ試験を実施していたが、戦略上の理由により開発を中止した。
フォシーガ錠/ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物
・昨年8月、選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ錠」について、国内で「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」を効能・効果とした承認を取得した。
オノアクト点滴静注用/ラン・ジオロール塩酸塩
・昨年10月、短時間作用型β1選択的遮断剤「オノアクト点滴静注用」について、国内で「小児の心機能低下例における頻脈性不整脈(上室頻脈、心房細動、心房粗動)」を効能・効果とした承認申請を行った。
ベレキシブル錠/チラブルチニブ塩酸塩/ONO-4059
・BTK阻害剤「ONO-4059」について、2014年に米国ギリアド社に導出したが、既に返還されているがん領域で開発・商業化する権利に加え、当期中にがん領域以外での同権利が返還された。
フオイパン錠/カモスタットメシル酸塩
・昨年6月、経口蛋白分解酵素阻害剤「フオイパン錠」について、国内で「新型コロナウイルス感染症」を対象としたフェーズⅢ試験を実施していたが、期待していた有効性が確認できなかったため、開発を中止した。
オレンシア皮下注/アバタセプト
・本年1月、T細胞活性化抑制剤「オレンシア皮下注」について、国内で「多発性筋炎・皮膚筋炎」を対象としたフェーズⅢ試験を実施していたが、期待していた有効性が確認できなかったため、開発を中止した。
ジョイクル関節注/ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム
・本年3月、NSAID結合ヒアルロン酸「ジョイクル関節注」について、国内で「腱・靭帯付着部症」を対象としたフェーズⅡ試験を実施していたが、主要有効性評価を達成できなかったため、開発パイプラインから削除した。
まとめ
1.医療用医薬品専業の中堅メーカー
2.自社開発品に強み
3.先駆的がん免疫阻害剤『オプジーボ』が成長
参照・引用
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